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UQモバイルの新プラン「くりこしプランS」のサービス内容と料金イメージ
UQモバイルでは2021年2月1日より新料金プラン「くりこしプラン」のサービスが開始されます。
中でも「くりこしプランS」(3GB) は月額1,480円と格安SIMサービス(MVNO)並の料金設定で、余ったデータ通信量の繰越もあります。
サブブランドなので混雑時間帯でもある程度の通信速度も期待でき、データ通信量が少ないユーザーにはかなり訴求力のあるプランです。
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くりこしプランSの概要と料金イメージ
UQモバイル「くりこしプランS」のプラン内容は以下のとおりです。
UQモバイル「くりこしプランS」 | |
提供開始 | 2021年2月1日 |
月額料金 | 1,480円 |
高速通信のデータ容量 | 3GB |
超過後の通信速度 | 最大300Kbps |
データ繰越 | 翌月まで可能 |
音声通話 | 20円/30秒 |
音声通話オプション |
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割引など |
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データチャージ |
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※料金は税抜です。
通話はSNS(LINEなど)がメインでオプションなどが不要な場合は、月額1,480円(音声通話20円/30秒)で運用できます。
通常の音声通話の利用が多い方なら、10分かけ放題オプションを付けて月額2,180円、完全かけ放題だと月額3,180円。
サブブランドなので割引特典やサポート体制(店舗数や取扱端末)などに差がありますが、auのピタットプラン(小容量向け段階式プラン)で音声通話オプションを付けた場合と比較すると、かなり料金を抑えることができます。
旧プランや大容量プランのとの違い
UQモバイル「くりこしプランS」のサービス内容はいままでUQモバイルで提供されていたスマホプランSの内容とほぼ同じ内容ですが、UQ家族割など若干違いがあります。
家族割の人数にカウントされるが割引はなし
くりこしプランSではUQ家族割の月額料金の割引は適用されません。
※UQ家族割の人数にはカウントされます
その代わり「スマホプランS」に比べ月額料金が500円安くなっているので、単独で契約した場合でも家族割を適用した料金で利用できるようになった感じです。
18歳以下が対象のUQ学割は、従来通り利用できます。
超過後の通信速度が抑えめ
月のデータ通信容量を超過した場合の通信速度は最大300Kbpsと、「くりこしプランM」(15GB)や「くりこしプランL」(25GB)の最大1Mbpsに比べすこし差別化されています。
データ通信量が多い(月3GBを確実に超える)のであれば、そちらのほうが使い勝手が良くおすすめです。
ただUQモバイルは高速データ通信量が翌月まで繰り越し可能なので、家では固定回線(Wi-Fi)を利用できたり動画などを長時間視聴しない使い方であれば、「くりこしプランS」でもそれほど不足することはありません。
サブブランドのメリット
UQモバイルやワイモバイルなどのサブブランドは、他の格安SIMサービス(MVNO)と比較すると以下のメリットがあります。
- 混雑時間帯でも通信速度がある程度速い
- 専用アプリ不要で音声通話かけ放題が利用できる
今まではそのメリットの差がサブブランドと他の格安SIM(MVNO)の料金差になっていました。
ですが今回発表された「くりこしプランS」(3GB)では月額料金が他の格安SIM(MVNO)並に設定され、同じ月額料金でもサービス内容で頭ひとつ抜けた形です。
格安SIM(MVNO)もいずれ対応
同じ月額料金であればサービス内容的に格安SIM(MVNO)を選ぶ理由は少なく、UQモバイルへの乗り換えを検討される方も増えそうです。
ただ音声通話かけ放題の使い勝手(アプリ不要)や料金面に関しては、卸値(キャリアからMVNOへの販売価格)の値下げが見込まれており、時間差はありますがいずれ格安SIM(MVNO)でも同等のサービス実現が見込まれます。
2021年2月以降、話題のオンライン専用20GBプランや乗り換え(MNP)手数料の無料化予定など、携帯電話料金に関して今までより大きく変化することが見込まれています。
料金プランの見直しだけでもかなり安くなる可能性があるので、携帯電話料金の見直しを考えている方は色々チェックしてみてください。
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