目次
JTBの格安新幹線旅行
以前紹介した日本旅行さんの格安新幹線旅行「バリ得こだま」。それとほぼ同等の内容も旅行プラン「トク得!ひかり・こだま」がJTBさんからも発売されています。
利用できる新幹線は限られますが、JRの窓口で通常切符を購入した場合の約半額というお得なプランです。
割安なので切符替わりに利用される方も多いですが、あくまで食事・宿泊なしの旅行商品なので切符と違い少し制限があります。
そのあたりの利用時の注意点などを含めて紹介したいと思います。
2017/6/7 追記
料金など一部改定があったので一部修正、追記しました。
2017/9/6 追記
年末年始利用プランなどを追記しました。
2018/12/10 追記
料金、繁忙期などの修正、時刻表の差し替え。
関連記事
「トク得!ひかり・こだま」利用料金(片道)
利用料金は以下のようになります。
通常時
利用駅 | 博多 | 小倉 |
---|---|---|
新大阪 | 6,900円 | 6,300円 |
新神戸 | 6,700円 | 6,100円 |
西明石 | 6,500円 | 5,900円 |
姫路 | 6,300円 | 5,700円 |
※特典として小倉、博多駅構内の店舗で利用できる200円分のクーポン券がついてきます。
繁忙期(帰省ラッシュ時など)
利用駅 | 博多 | 小倉 |
新大阪 | 9,500円 | 9,100円 |
新神戸 | 9,300円 | 8,900円 |
西明石 | 9,100円 | 8,700円 |
姫路 | 8,900円 | 8,500円 |
ちなみにJRの通常切符だと新大阪~博多間が約15000円になるので、比較すると約半額の料金になります。
ひかりは新大阪早朝発
利用できる列車は以下の列車です。往路は新大阪、新神戸、西明石、姫路発。復路は博多、小倉発の設定です。
往路
復路
JTBホームページより
また通常の新幹線切符とおなじように特定区内制度が適用されます。
(乗車券の発着地が大阪市内、神戸市内、北九州市内、福岡市内となっており、新幹線の駅までのJR在来線の利用が可能です。)
利用の際の注意点
日本旅行さんの「バリ得こだま」と同じように、JTBさんの「トク得!ひかり・こだま」も旅行商品です。
割安価格ですが通常切符と違い、利用にはいくつかの制限があります。以下の点には注意してください。
駅の窓口では買えません
「トク得!ひかり・こだま」はJTBさんの旅行商品なので、JRの窓口では販売されていません。
通常切符のように、利用日に駅で購入して、即、乗車といったことは不可能です。当日購入はできません。
利用時には以下のいずれかの方法で事前購入が必要になります。
インターネット、電話からの申込(1カ月前から出発日の5日前まで)
JTBでの店頭購入(1カ月まえから出発日の前日まで)
乗り遅れた場合、払い戻し不可
通常切符とは異なり、予定の列車に乗り遅れた場合、乗車券はすべて無効になってしまいます。
特に渋滞などでの交通機関の遅れの場合も「お客様都合による取消」となる可能性があります。
その場合、乗車には切符の別途購入が必要になりますので、くれぐれも乗り遅れだけは注意してください。
全席指定、自由席利用不可、途中下車不可
全席指定席での利用になります。自由席を利用することはできません。目的地以外の途中下車も不可能です。
予約後の日程、時刻の変更は「取消」扱い
一度商品を予約購入すると、乗車日や列車の「変更」はできません。すべて「取消」扱いになります。
取消の際に問題となるのは、旅行商品としてキャンセル料が発生することです。
旅行商品の場合、取消をしたのが乗車予定日(旅行日)の何日前かによって、所定の取消料が発生します。
九州地区では販売していない
店頭販売は近畿2府4県に限られます。復路の切符も必要な場合は、往路と一緒に購入しておかなければなりません。
ただし九州地区の近畿日本ツーリストさんが販売する「きままにこだま」という金額的にも同等と商品があるので、こちらを利用する手もあります。
ひかり号は500円追加でグリーン車利用可
ひかり号限定ですが、通常の料金に500円を追加することでグリーン車を利用できます。通常グリーン車を利用すると、新大阪、博多間で通常5000円くらいかかるので非常にお得です。
話題のエヴァンゲリオン新幹線も利用可
選べる列車やクーポンなども含めサービス内容など、日本旅行さんの「バリ得こだま」と同等の旅行商品になります。
通常切符と比べ、どちらもお得なサービスなので、自宅、通勤経路などから店舗の距離など利便性に合わせて選んでください。
※2016年から年末年始プランも用意され、より利便性が高まりました。
ちなみに話題のエヴァンゲリオン仕様(500 TYPE EVA)新幹線も利用できるので、興味のある方はぜひ利用してみてください。
現在エヴァンゲリオン仕様の車両運行は終了しています。
関連記事