高まるSNSの口コミ情報、ヤフー検索の新機能「なう検索」

yahoo japan公式サイトより

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TwitterやFacebookの投稿を手軽に検索

ヤフー株式会社では「Yahoo!検索」の新機能「なう検索」のサービスを開始しました。

使い方は簡単でYahoo!JAPANトップページやブラウザ搭載の検索ボックスに、検索したいワードの後にスペースをいれ「○○ なう」と入力して検索します。

するとワードに関するTwitterのツイートやFacebookの投稿を検索してくれる機能です。

リアルタイム検索の利便性向上

以前からリアルタイム検索という名前で実装されていた機能ですが、検索時にわざわざタブをクリックする必要がなくなり、使い勝手が向上しました。

検索ワードに関するいま現在の最新情報を集めるのに重宝される機能で、利用者数が増加しており今回のサービス提供が決定しました。

気になるスポーツの速報情報やこれから向かう目的地の天気、最新の交通機関の運行状況など収拾するのに非常に便利な機能です。

なぜ口コミ情報の需要が高まっているか

現在のソーシャルメディア全盛を象徴する機能ですが、その背景には個人が発信する情報いわゆる「口コミ情報」のニーズの高まりがあります。

スマホの普及などインターネットがどんどん身近になっていく中で、既存メディア(新聞、テレビ、雑誌など)の発信する情報に疑問を持つひとが増えていることが大きな理由のひとつです。

既存メディアに対して不信を持つ方は以前からいましたが、最近は小さい頃からネットに触れてきた若者が増え、その傾向がとくに強くなりました。

とくに朝日新聞の誤報事件以降はネットに比較的うとい高齢者の世代にも「新聞は信用できない」という認識が広まってしまっています。

テレビのニュースで語られていることと、ネットで検索して調べた情報が異なる。同じ事柄に関して調べたら内容に食い違いが生じる。

そういう細かい不信感が徐々に積もっていき、ソーシャルメディアなどで発信される個人の情報に注目が集まる結果に繋がっています。

正確な情報を知るためには

世の中に流れる情報には、どんな情報にも必ず意図が含まれます。

商品の販売目的だったり世論誘導であったり。それは企業や大手メディアだけでなく、個人が発信する情報でもまったく変わりません。

発信される情報のなかに、個人の信条や思想が含まれていたり、利益誘導であったり。情報とはそういうものです。

そういったバイアスがかかった情報を正しく読み取るには、情報の発信者にある利害関係を汲み取ることが重要になります。

この人はどうしてこういう情報を発信しているのだろうと少し想像するだけでも見え方が随分変わってくるものです。

また裏付けや明確な根拠のない単発の情報を、鵜呑みにするのはやめましょう。複数の情報を総合して自分で判断することが大切です。

あなたの発信もかならず誰かに読まれています

ソーシャルメディアの利便性はどんどん高まり、個人が発信する情報も人の目に触れる機会がどんどん増えています。

普段それらを使っていても気が付きにくいかもしれませんが、あなたの投稿も必ず誰かが読んでいます。

だから気を付けないと炎上して拡散されたりするんです。なにげない短いツイートですら、本人が気が付かないけど結構読まれていますよ。

それを頭の片隅に置いたうえでソーシャルメディアを利用すると、もっと安全に、有効に活用できると思います。

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