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SIMフリースマホの買うときのポイント
最近格安SIMを利用するユーザーの数が増え、SIMフリースマホの売上もだんだん増えてきています。
SIMフリースマホは名前のとおり、どこの通信会社(3大キャリア、格安SIMなど)のSIMカードでも利用できるため、契約の切り替えが容易になり、通信費の節約にも繋がります。
今回ははじめてSIMフリースマホを買ってみようかと検討されてるかた向けに、SIMフリースマホを購入する前に知っておくといいポイントをいくつか紹介します。
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格安SIM(回線契約)と一緒に買うメリット
はじめてSIMフリースマホを購入する場合、よく利用されるのが格安SIM(回線契約)と一緒に購入する方法です。
一定期間の回線契約を条件に、端末価格が割引かれます。回線契約を途中でやめると解約料金がかかる、いわゆる縛りといった契約です。
この一定期間は6か月だったり、2年だったり、解約時のキャンセル料金の計算方法が違ったり、格安SIM会社や割引内容によって異なります。
契約後に思っていた通信速度が出ないなど不満が出た場合、通信会社を乗り換えたいときにネックになるので、契約をする際は縛り期間を必ず確認してください。
ただSIMフリースマホの購入と一緒に格安SIMの回線契約もする予定なら、割引価格でお得にスマホが購入できます。
またSIMフリースマホをネットなどで購入した場合、SIMカードを自分で差すなど初期設定が必要になりますが、初期設定といっても難しい作業はほとんどありません。
最近SIMフリースマートフォンには、最初から格安SIM会社のネットワーク設定が登録されており、初心者でも簡単に初期設定が行えます。
どうしても不安ならば、家電量販店などで購入すれば店員がその場で設定してくれるので、そのまますぐに使えます。
SIMフリースマホをどこで買うか
SIMフリースマホを購入する際、主な選択肢として、格安SIM会社、家電量販店、ネットショップ(Amazonなど)があります。
価格に関しては、セール品以外はほぼ横並びの場合が多く、どこで買ってもそれほど大きな差はありません。
格安SIM会社で買うメリット
格安SIM会社で買うの場合、基本的には格安SIM(回線契約)とセットでの販売になっています。
前述のように端末価格が割引になりますが、回線契約が必要ない場合はその分だけ割高に。あと格安SIM会社はクレジットカード決済が基本なのも注意してください。
ただ、格安SIM会社では家電量販店やネットショップなどで取り扱っていないコストパフォーマンスが高いオリジナルモデルのスマホが販売されていたりします。
また回線契約者には通信量の増量など特典があったり、回線利用に付随するメリットもあります。
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家電量販店で買うメリット
一方家電量販店、ネットショップで一番大きいのは、スマホだけを単体でも購入できるメリットです。
すでに回線契約などはしていて、スマホ本体だけが欲しい場合は家電量販店、ネットショップを利用すると回線契約の必要がない分だけ安価になります。
どこで買うか迷った場合は、自分の利用しているサービスやポイントなどを考慮して選んでください。
新品か中古か
これはSIMフリーに限ったことでなくスマホ全般を購入するときのポイントですが、中古スマホを買う場合はバッテリーのリスクが必ず伴います。
スマホの一番消耗が激しい部品がバッテリーで、中古スマホを買う場合に一番見極めが難しいポイントになります。
スマホのバッテリーは充電を繰り返すことで段々性能が落ちてきて、その充電回数に比例してバッテリーが消耗していきます。
なのでどれだけの回数の充電を実行しているのか分からない中古スマホを買う場合は、バッテリー交換のリスクがあることを前提で購入する必要があります。
中古ショップなどでスマホを買う場合は、保証期間やバッテリー交換費用などを確認して利用すると、お得な買い物ができます。
最近は持ち運べるモバイルバッテリーなども安くなっていますが、同じスマホで新品と中古の値段がそんなに変わらないのなら、新品を購入するほうが余計な心配がなくなります。
SIMカードのサイズに注意
回線契約と一緒に本体を購入する場合は問題ありませんが、本体だけを買って利用を考えている場合は、SIMカードの大きさに注意してください。
現在流通しているSIMカードの大きさは3種類あり、SIMカードのサイズによっては利用できない場合もあります。
SIMカードはどこの通信会社(3大キャリア、格安SIM会社など)でも大きさを変更できますが、手数料が2000円から3000円程度かかるので注意してください。
はじめてSIMフリースマホを買うなら
これから格安SIMをはじめて利用してみようといった場合、おすすめは格安SIM会社の回線契約とセットでSIMフリースマホを購入する方法です。
できれば回線契約期間(縛り期間)が短いものをおすすめします。中途解約の場合にかかる金額も各社様々なので、そこは必ずチェックしてください。
回線契約期間が短いものを勧めている理由は、万が一電波状況や通話品質、通信速度が満足いかなかった場合のリスクを最小限にするためです。
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格安SIMの場合、通勤時間や昼休みの混雑時間帯は、3大キャリア(docomo、au、softbank)に比べ、通信速度が落ちてしまう傾向があります。
YouTubeや動画配信サービスを外でガンガン視聴するユーザーなどは、格安SIMだと通信速度が足りないといった事態になってしまうこともあります。
そういった場合でも、SIMカードの差し替えですぐに通信会社の乗り換えができるのがSIMフリースマホを使うメリットでもあります。
ただし家族など既にその回線を使っている方がいて、通信速度などに問題がないならある程度の長期契約もありです。
また機種によりますが、現在では3大キャリアで購入したスマホも一定期間すぎるとSIMロック解除が可能で、SIMフリー端末として使えます。
今年は先行してドコモが値下げ予定を発表しており、各社様々なプランの発表が期待されています。
通信費の見直しのチャンスでもあるので、こまめに情報をチェックしてみてください。
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