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Fire TV Stick(第3世代)とFire TV Stick 4Kのスペックと機能の比較
現在Amazonで開催されているPrime感謝祭で、Fire TV Stick 第3世代がセール対象になりました。
2023年10月18日に新型の「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick 4K」が発売されることもあり、50%OFFの2,480円で販売されています。
Fire TV Stick(第3世代)の基本性能は旧Fire TV Stick 4Kに近く、4K非対応で問題ない使い方(4K非対応のテレビやコンテンツ)であれば、かなり割安な価格になっていておすすめです。
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スペックの比較
Fire TV Stick(第3世代)と4K対応モデルFire TV Stick 4Kの主なスペックは以下のとおりです。
Fire TV Stickのスペック比較
Fire TV Stick(第3世代) | Fire TV Stick 4K | |
発売 | 2020年モデル | 2018年モデル |
CPU | MT8695D ※クアッドコア 1.7 GHz | MTK8695 + MT7668 ※クアッドコア1.7GHz |
GPU | IMG GE8300 | IMG GE8300 |
RAM | 1GB DDR4 | 1.5GB DDR4 |
保存容量 | 8GB | 8GB |
映像 | 1080p(HD)、HDR、HDR10、HDR10+、HLG | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Vision |
出力 | 1080p、720p 最大60fps |
2160p、1080p、720p 最大60fps |
解像度 | 1920 x 1080 | 3840 x 2160 |
本体サイズ | 86mm x 30mm x 13mm | 108mm x 30mm x 14mm |
重さ | 32g | 53.6g |
出力端子 | HDMI | |
対応している主な動画配信サービス | Prime Video、YouTube、Netflix、TVer、GYAO!、U-NEXT、DAZN、Disney+、FOD、Apple TV+ | |
価格(税込) | 4,980円 | 6,980円 |
4K対応かどうか
搭載されているCPUはどちらもクアッドコア 1.7 GHzで大きな性能差はなく、GPU(画像処理チップ)も同じIMG GE8300が採用されています。
ただしRAM容量に関してはFire TV Stick(第3世代)が1GBと0.5GB少なくなっており、Fire TV Stick 4Kのほうが上になります。
またFire TV Stick(第3世代)は4Kでの出力には対応しておらず、Dolby Vision(映像規格)にも非対応です。
RAM容量の差と4K対応部分を合わせて2,000円の価格差になっている感じです。
テレビ(機器)と映像コンテンツ
4Kコンテンツを出力(視聴)する場合はFire TV Stick以外にも、接続するテレビ(機器)が4Kに対応していることが必要になります。
※4K非対応のテレビでもFire TV Stick 4Kを使うことはできますが、映像はテレビ(機器)の解像度で出力されます。
また出力(視聴)するコンテンツ(映像)も4Kへの対応が必要です。
Amazonプライムビデオでも4Kコンテンツがありますが数は限られているので、利用している動画配信サービスで4Kコンテンツが配信されているかなども確認してください。
新型モデルとの比較
Fire TV Stick(第3世代)と10月18日に発売予定の新型モデル「Fire TV Stick 4K(第2世代)」の性能を比較すると、次のようになります。
Fire TV Stickのスペック比較
Fire TV Stick(第3世代) | Fire TV Stick 4K(第2世代) | |
発売 | 2020年モデル | 2023年モデル |
CPU | MT8695D ※クアッドコア 1.7 GHz | Mediatek MT8696D ※クアッドコア1.7GHz |
GPU | IMG GE8300 | GE9215 最大650MHz |
RAM | 1GB DDR4 | 2GB DDR4 |
保存容量 | 8GB | 8GB |
映像 | 1080p(HD)、HDR、HDR10、HDR10+、HLG | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Vision |
出力 | 1080p、720p 最大60fps |
2160p、1080p、720p 最大60fps |
解像度 | 1920 x 1080 | 3840 x 2160 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6 |
本体サイズ | 86mm x 30mm x 13mm | 108mm x 30mm x 14mm |
重さ | 32g | 43.5g |
出力端子 | HDMI | |
対応している主な動画配信サービス | Prime Video、YouTube、Netflix、TVer、GYAO!、U-NEXT、DAZN、Disney+、FOD、Apple TV+ | |
価格(税込) | 4,980円 | 7,480円 |
Amazonのリリースでは前モデル(Fire TV Stick 4K)と比較して、処理性能が約25%アップしたとされています。
あとメモリが2GBに増えており、Wi-Fiも最新の6へ対応しました。
Wi-Fi 6のメリット
Fire TV Stick 4K(第2世代)ではWi-Fi 6に対応しており、Wi-Fi 5と比較した場合に以下の利点があります。
- 従来よりも通信速度が速い
- 複数の機器を接続しても遅延が発生しずらい
Wi-Fi 5とWi-Fi 6
規格 | 周波数 | 最大通信速度 |
Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac) | 5GHz | 6.9Gbps |
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) | 2.4GHz/5GHz | 9.6Gbps |
Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax) | 2.4GHz/5GHz/6GHz | 9.6Gbps |
Fire TV Stickは自宅などの固定回線に接続して利用する(複数の機器を同時接続する)ケースが多いので、遅延が発生しずらい点はひとつ利点です。
ただしWi-Fi 6で接続するには、光回線のONUやルーターなど回線側の機器もWi-Fi 6に対応している必要があります。
※回線側の機器がWi-Fi 6対応していない場合はWi-Fi 5などでの接続になります。
ネット動画をテレビ画面に出力
テレビにFire TV Stickのような外部機器を追加で接続する場合、操作するリモコンが二つに増えたり、電源が別途必要ですこし配線も煩雑になったりします。
ただ故障や何年か使って性能が不足してきたときに外部機器だけ買い替えできるのは、動画視聴機能が内蔵された一体型テレビと比べた場合の利点です。
最近はFire TV Stick以外にもApple TVやChromecast(クロームキャスト)などテレビに接続してネット動画が視聴できる機器が増えました。
なかでもFire TV Stickは価格が安くセール時に割引されることも多いので、興味のある方はチェックしてみてください。
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