携帯電話からナビダイヤル「0570」にかけた場合の通話料金
2021年5月14日ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの大手キャリアは一斉に、ナビダイヤル「0570」がかけ放題プラン(通話料定額プラン)の対象外である旨の注意喚起を発表しました。
新型コロナウイルスワクチン接種の予約電話に一部自治体がナビダイヤルを利用していることを受け、通話時間が長くなると料金が高額になることに注意を促しています。
携帯電話からナビダイヤルへ発信の場合の通話料金は全国一律で、平日昼間だと3分99円(税込)、夜間・休日、深夜・早朝は3分88円(税込)です。
通常の音声通話料金(22円/30秒)よりは安いですが、かけ放題オプションなどの対象にならなので注意してください。
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ナビダイヤル「0570」の通話料金
携帯電話からナビダイヤル「0570」へ発信した場合の通話料金は次の通りです。
3分あたりの通話料金
通常、携帯電話の音声通話料金は22円/30秒(132円/3分)なのでそれよりは安い料金設定になっています。
ただしワクチン接種の予約だと接種会場の選択や本人確認などもあり、ある程度通話時間が長くなるので注意が必要です。
固定電話からナビダイヤルへかけた場合は3分8.5円から80円(距離によって変化)なので、通話料金を抑えることができます。
かけ放題の対象外になる番号
携帯電話のかけ放題プラン(通話料定額プラン)はナビダイヤル以外にも対象外の番号がいくつかあります。
主なかけ放題の対象外サービス
- 0570(ナビダイヤル)・0180(テレドーム)など有料接続サービス
- 海外の発着信
- SMS
- 104(番号案内)188(消費者ホットライン)などの有料特番
- 衛星電話・衛星船舶電話
- 特定の指定電話番号
基本的に企業などが提供する有料サービスの場合は最初に通話料金が発生する旨のガイダンスが流れ、そこで電話を切れば通話料はかかりません。
ナビダイヤルなら固定電話が安め
フリーダイヤル「0120」と違いナビダイヤル「0570」は発信者側に通話料金が発生するサービスなので注意が必要です。
ワクチン接種の予約だと接種会場の選択や本人確認などもあり、電話だとどうしてもある程度の時間がかかります。
受付の電話番号がナビダイヤルの場合は、携帯電話ではなく固定電話からかけると通話料金を抑えることができるので活用してください。
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