PlayStation Musicの日本展開は未定
ソニーは29日公式ホームページにて、定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」の日本国内におけるサービス終了を発表しました。
新規のサービス加入手続きは2月27日をもって終了とし2015年3月29日でサービスの提供が終了となります。
今後のスケジュールと利用中のユーザーへの対応
2月27日の時点においてMusic Unlimitedを利用中のユーザーは、新たな利用料金を支払うことなく終了日までサービスを利用することができます。
ただし自動更新の設定が必要で、設定をしていない場合は次の更新が行われずサービスが利用できなくなるので注意してください。
サービス終了に際してユーザーの退会手続きなどは不要で、3月29日のサービス終了と同時に利用権は自動的に失効となります。
サービス終了後はオフライン再生のために機器に取り込んだ楽曲も聴けなくなり、Music Unlimitedで作成したプレイリスト、マイライブラリーも利用できなくなります。
サービス利用の為に作成したSony Entertainment Networkアカウントについては、引き続き利用が可能とのことです。
日本の音楽配信サービスの正念場
アメリカなど世界各国のMusic Unlimitedユーザーへ向けては、世界最大手のスウェーデンの音楽配信サービス「Spotify」と提携した新サービス「PlayStation Music」への移行が発表されています。
ただし日本では権利関係の調整もあり現時点では未定です。
昨年末ソニーはavexと共同出資による「LINE MUSIC株式会社」を設立しており、そちらとの兼ね合いにも注目が集まります。
「PlayStation Music」ではなく日本独自の音楽配信サービスを目指すのか、どちらにせよユーザーにとって利便性の高いサービスが望まれるところです。