ドコモのエコノミーMVNO(OCN モバイル ONE 500MBコース)の特徴

OCNから送付された小包の同梱物

ドコモのエコノミーMVNO(OCN モバイル ONE 500MBコース)の特徴

ドコモショップでは「ドコモのエコノミーMVNO」と銘打って格安SIM(MVNO)の取り扱いを開始し、店頭で格安SIM(MVNO)の申し込みができるようになりました。

現在OCN モバイル ONE・トーンモバイル・LIBMOの3社が取り扱われており、店舗スタッフから説明を受けながら契約ができます。

あくまで対面サポートは契約受付・端末購入・初期設定などに限定されますが、OCN モバイル ONEの500MBコースなどは月額550円と基本料金がかなり安く、音声通話での利用がメインでデータ通信量があまり多くないユーザーには割安な料金プランです。

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主なサービス内容

格安SIM(MVNO)のOCN モバイル ONEで提供されている基本プランの月額料金・サービス内容は次のとおりです。

主なサービス内容と料金(税込)

OCN モバイル ONE(音声通話SIM)
エリア ドコモエリア
月額料金 500MBコース 550円
1GBコース 770円
3GBコース 990円
6GBコース 1,320円
10GBコース 1,760円
超過後の通信速度 最大200Kbps
データ繰越 翌月まで
データチャージ(1GB) 550円
音声通話料金(OCNでんわ※) 11円/30秒
※有料サービスなどOCNでんわで発信できない番号 22円/30秒
音声通話オプション 10分かけ放題 935円・トップ3かけ放題 935円・完全かけ放題 1,430円
初期費用(事務手数料) 3,300円
初期費用(SIMカード手配料) 433円(433.4円)
OCN光回線とのセット割引 月額220円割引

※「OCNでんわ」 音声発信時に自動的に料金の安い通話回線を利用する(プレフィックス番号を付与して発信する)仕組み。

iPhoneSE2

基本料金は最安の500MBコースが550円、3GBコースでも990円と月額1,000円以下で利用することができます。

また格安SIM(MVNO)は音声通話料金が安いのもメリットで、国内の音声通話は11円/30秒(※VOLTE非対応)と大手キャリアの半額で通話可能です。

ただし格安SIM(MVNO)なので、昼休みなどの混雑時間帯にデータ通信速度が低下する可能性がある点はすこし注意してください。

※動画視聴など高速なデータ通信が必要な場合、利用環境によって影響が出る可能性があります。

ドコモのギガライトの最安料金が容量1GBで月額約3,000円(ファミリー割引(3回線)適用で約2,000円)なので、比較すると基本料金はかなり安く抑えることが可能です。

データ容量と料金プランの相関図(ドコモ)

ドコモの料金プラン相関図

NTTドコモ公式サイトより

対面サポートは一部限定

ただしドコモショップでの対面サポートはドコモのメインブランド(ギガプラン)と違い、最初の契約手続き・初期設定・スマホの購入(ドコモ端末)・故障受付に限定されます。

ドコモのスマホ教室などは利用できますが、契約後のプラン変更や解約手続きなどはネットなどからオンラインで自分で行う必要があるので注意してください。

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ドコモショップで契約するメリットとデメリット

OCN モバイル ONEはネットからオンラインで契約することも可能ですが、ドコモショップで契約する場合は以下の利点があります。

  • 対面で説明を受けながら申込手続きが行える
  • ドコモで販売している端末が購入できる
  • 端末の初期設定をやってもらえる
  • ドコモ端末を購入して使う場合はケータイ補償サービスに加入できる

AQUOS sense4 外観

スマートフォンの操作などが苦手な方やネットでの申込が不安な方も、格安SIM(MVNO)サービスを対面で説明を受けながら契約できるのが最大のメリットです。

公式サイトの端末セールは利用できない

ただしドコモショップで契約手続きをする場合、OCN モバイル ONEが公式サイトで行っている端末(スマートフォン)のセールは利用できません。

セール時はAndroidスマートフォンなどが割安で販売されており、回線契約と一緒に端末の購入も検討されている場合はオンライン(公式サイト)での手続きがおすすめです。

ドコモ回線を安く利用可能

私は年配の家族用に500MBコースに完全かけ放題オプションを追加して利用していますが、元々月のデータ通信量が少ないこともあり特に不便を感じたことはありません。

通話料金が自動で割引(自動でプレフィックス番号が付与)される仕組みも、以前の格安SIM(MVNO)のかけ放題(専用アプリからの発信が必要)と違って使いやすいです。

ただし500MBの通信容量はかなり少なめなので、自宅などに固定回線(Wi-Fi環境)が無い場合はもう少し容量の多いプランが必要になってくる可能性があります。

IPhone SE外観

月のデータ通信量が少し多めの方なら、料金的にはドコモのオンライン専用プランのahamo(アハモ)も選択肢になってきます。

こちらは申込も含めてすべてオンラインでの手続きが前提になりますが、20GBのデータ通信量はかなり余裕があり、音声通話5分かけ放題が付いて月額2,980円の料金もかなり割安です。

どちらもドコモ回線が割安で利用できるプランなので、携帯電話料金の見直しを検討されている場合は候補としてチェッしてみてください。

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