AQUOS wishとarrows Weのスペック比較
auとUQモバイルよりシャープのAndroidスマートフォン「AQUOS wish」を2022年1月14日から発売することが発表されました。
本体価格は26,180円で購入サポートプログラム、乗り換え(MNP)割引なども利用可能です。
搭載しているCPUのSnapdragon 480は普段使いには十分の処理性能を備えており、大容量バッテリー・指紋認証・おサイフケータイなど一通りの機能が揃ってます。
昨年末にに発売された富士通「arrows We」と並び、シンプルで使い勝手の良い端末を探している方などにおすすめの機種です。
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スペックの比較
シャープ「AQUOS wish」と12月3日に既に発売されている富士通「arrows We」の主な性能は次のとおりです。
主なスペックの比較
arrows We | AQUOS wish | |
初期OS | Android 11 | |
CPU | Snapdragon 480 | |
メモリ(RAM) | 4GB | |
保存容量(ROM) | 64GB | |
SIM | nanoSIM | nanoSIM・eSIM DSDV対応 |
microSD | 最大1TBまで対応 | |
ディスプレイ | 5.7インチ(液晶) | |
解像度 | HD+(1520×720) | |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 3,730mAh |
本体サイズ | 147mm | 147mm |
71mm | 71mm | |
9.4mm | 8.9mm | |
重さ | 170g | 162g |
アウトカメラ | 1310万画素(広角) | 1300万画素(広角) |
190万画素(マクロ) | ||
インカメラ | 500万画素 | 800万画素 |
5G | sub6対応 | |
防水・防塵 | IPX5/8・IP6X | IPX5/7・IP6X |
おサイフケータイ | 対応 | |
生体認証 | 背面に指紋認証 | 側面ボタンに指紋認証 |
FMラジオ機能 | あり | なし |
イヤホンジャック | 3.5mmイヤホンジャック搭載 | |
本体価格 | 26,180円 | 26,180円 |
※本体価格はauオンラインショップ一括価格
arrows We外観
搭載されているCPU・RAM容量・ROM容量とも共通しており、両機種の基本的な処理性能はほぼ同じです。
CPUのSnapdragon 480はミドルレンジのSnapdragon 690やSnapdragon 720などに迫るベンチマークスコアを記録しており、普段使いには十分な性能があります。
本体サイズ・バッテリー容量・重さ・防水防塵機能などには若干の差異はありますが、OSは標準のAndroid 11で基本的には似た感じのサイズと性能の端末になっています。
wishはSIMの2枚挿し可
ただし機能面で一点だけ大きく違うのは、AQUOS wishがeSIMにも対応している点です。
SIMカードの2枚運用(nanoSIM・eSIM)ができる点はAQUOS wishのメリットになります。
あと細かい点ですがAQUOS wishは指紋認証がサイドボタンに搭載されているので、机などに置いたまま操作する際はそのままロック解除できる点はすこし便利です。
独自機能に特徴
OSはどちらもAndroid 11なので基本操作などに大きな差はありませんが、メーカーの独自機能などに少し特徴があります。
arrows Weが売りにしている通話音声の聞きとりやすさ(自動音量アップ)・FMラジオ・迷惑電話/詐欺電話対策機能などは、らくらくスマホを提供してきた富士通の端末らしい特徴です。
AQUOS wishはsenseシリーズなどにも搭載されている決済アプリを簡単に起動できる機能があったり、シャープのスマート家電と連携してスマホから操作できたりもします。
シャープのSmart home HUB機能
好みと価格で比較
エントリーモデルの位置付けになる端末ですが最近はスマートフォンの性能が全体的に上がっており、両機種とも普段使いには十分の性能があります。
この2機種でどちらを購入するか悩んだ場合は、SIMカードが2枚挿し機能が必要かどうか・独自機能の違い・ボディの素材やデザイン・販売価格の差で選ぶ感じです。
auは2022年に3月31日に3Gサービスの終了を予定しており、スマホデビューを検討されている方にもおすすめの機種なので興味のある方はチェックしてみてください。
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