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スマホから交付申請書を使ってマイナンバーカードを申請する手順
総務省はマイナンバーカードの普及・キャッスレス化の促進・経済対策を目的として、現在マイナポイント事業を実施してます。
2023年2月末までにマイナンバーカードの申請を行い各種手続きや条件を満たすことで、一人あたり最大2万円相当のポイントが受取可能です。
※カード取得とキャッシュレス決済の2万円利用で5,000円相当・健康保険証としての利用申込で7,500円相当・公金受取用の銀行口座を登録で7,500円相当。
マイナンバーカードは取得まで約1か月がかかり直接本人が受け取る必要があるなど手続きが若干面倒ですが、交付申請は自宅でスマートフォンからも行えます。
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マイナンバーカードの申請に必要なもの
自宅でスマートフォンからマイナンバーカードを申請する場合、以下のものが必要になります。
- 個人番号カード交付申請書
- 顔写真データ(スマホで撮影可)
- メールアドレス
個人番号カード交付申請書が必要
スマートフォンでの申請には申請用IDが必須になるので、個人番号カード交付申請書が必要になります。
個人番号カード交付申請書
個人番号カード交付申請書は、紙製の通知カード(マイナンバーが記載されたもの)が自宅へ送付されたときにセットで送られています。
※昨年7月下旬からマイナンバーカードを取得していない方を対象に、各自治体からQRコード付きの申請書が再送付されています。
個人番号カード交付申請書を無くしてしまった場合は、地域の市区町村窓口で再発行が可能です。
ただ各自治体ではカード申請の手伝い(写真撮影なども含め)を行っているところが多いので、再発行のために役所へ出向くのならその場でマイナンバーカードを申請したほうが簡単です。
※一部支所などでは申請を受付ていない場合があるので事前に確認してください。
写真の条件
顔写真データはスマートフォンで撮影した画像が使用できます。
事前に撮影しておいた画像ファイルを利用することもできますが、ファイル形式やサイズなどに注意してください。
※写真は6ヶ月以内に撮影したもので正面、無帽、無背景などの条件があります。
申請手続きの手順の中で(スマホで申請者専用WEBサイトにアクセスしたときに)、撮影することも可能です。
写真はカード用に縦横比45:35に切り抜き(トリミング)して使用されるので、多少余白などがあっても問題ありません。
※顔写真データの指定条件 ファイル形式jpeg、データ容量7MBまで、幅480から6000ピクセル、高さ480から6000ピクセル。
スマートフォンからの申請手順
スマートフォンからの申請は以下の手順で行います。
- 申請用WEBサイトにアクセス(スマホでQRコードを読み取る)
- 申請書ID(自動入力)とメールアドレスを登録
- メールの受信
- メールに記載されている申請者専用WEBサイトで、顔写真データと申請情報を登録
- 申請完了のメールが、登録したメールアドレス宛に届く
申請用WEBサイトへは直接アクセスすることもできますが、交付申請書に付いているQRコードをカメラで読み込むと申請書IDが自動入力されるので便利です。
申請用WEBサイトで申請書IDとメールアドレスを登録すると、登録したアドレス宛にメールが送られてきます。
メールを受信したら記載されている専用WEBサイトにアクセスして、カードに使用する写真をアップロード(この手順のときにスマホのカメラで撮影も可)。
生年月日、電子証明書の発行要否、点字有無を選択して手続きは終了です。
手続きに問題がなければ、申請完了を連絡するメールが届きます。
※写真が使えないなどの申請に不備があった場合は、メールで連絡が送られてきます。
※電子証明書を発行しておくとe-Taxでの確定申告・コンビニでの住民票の写し等の交付・マイナポータル(行政サービスサイト)へのログインなどが可能になります。
2024年秋に健康保険証が廃止
申請の集中などで遅延が無ければ、通常は約1か月後にマイナンバーカード交付通知書が自宅へ郵送されてきます。
通知書と本人確認書類を持参して市町村窓口に行くと、マイナンバーカードの受取が可能です。
先日、現在の健康保険証を2024年秋を予定に廃止しマイナンバーカードへ一体化した形式に変更する方針が政府より発表されました。
5月からはマイナンバーカードの機能をスマートフォンへ搭載することも予定されています。
カードの申請さえ済ませておけば受取がそれ以降でもマイナポイントの付与対象になるので、未取得の方はスマートフォンからの申請も活用してみてください。
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