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ドコモ「ahamo(アハモ)」とソフトバンク「SoftBank on LINE」は、ほぼ同じプラン内容
ソフトバンクはグループ企業のLINEモバイルをサブブランド化し、オンライン専用の新ブランド「SoftBank on LINE」を2021年3月から開始することを発表しました。
細かい点では少し違いがありますが、先日発表されたドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」と同じ月額料金で同水準のサービス内容になっています。
ソフトバンクはLINEモバイルを格安SIMサービス(MVNO)ではなく自社サブブランド化するとしており、ソフトバンク本体、ワイモバイル、SoftBank on LINEの3ブランド体制を進める方針です。
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ahamo(アハモ)とSoftBank on LINEの比較
ドコモ「ahamo(アハモ)」とソフトバンク「SoftBank on LINE」のプラン内容は以下のとおりです。
※下記料金は2020年12月23日時点で発表されている料金(税抜)です。
ドコモ
ahamo(アハモ) |
ソフトバンク
SoftBank on LINE |
|
提供開始 | 2021年3月 | |
受付・手続き | オンライン限定 | |
月額料金 | 2,980円 | |
ネットワーク | 4G・5G対応 | |
高速通信のデータ容量 | 20GB | |
超過後の通信速度 | 最大1Mbps | |
データ繰越 | なし | |
データ通信量追加 | 1GB 500円 | |
音声通話 | 5分かけ放題
※5分以降20円/30秒 |
|
音声通話オプション | かけ放題 月額 1,000円 | |
その他 | 20GBを海外でも追加料金なしで利用可能 | LINEでのデータ通信容量がノーカウント
(※対象はLINEトーク/LINE通話などを予定) |
月額料金、主なサービス内容に関しては「ahamo(アハモ)」と「SoftBank on LINE」で違いはありません。
受付や手続きなどがオンライン限定になっている点や、かけ放題のオプション料金なども全く同じです。
ただし「ahamo(アハモ)」は海外で20GBの通信容量が追加料金なしで利用ができる点、「SoftBank on LINE」はLINEでのデータ通信量量がノーカウントになる点が異なります。
LINEでの通信量をノーカウント
LINEでのデータ通信量量がノーカウントになる点について、対象となるサービスの詳細はまだ正式には発表されていません。
2020年12月22日のプレスリリースの発表ではノーカウントの対象について、”LINEトーク/LINE通話などを予定”となっています。
通常のトーク(文字メッセージ)や無料の音声通話はそれほどデータ通信量は消費しないので、20GBプランならそれほどahamo(アハモ)との違いを気にするほどではありません。
ただし動画は通信量がどうしても大きくなるので、ビデオ通話が対象になれば通信量の大きな節約に利用できます。
auも必ず追随
通信会社を移動すると新規契約の事務手数料がかかるので、「ahamo(アハモ)」を検討していたソフトバンクユーザーにはうれしい発表です。
料金、サービス内容に関してはほぼ同じ内容なので、あとは実際にサービスが始まってからの通信品質(エリアの広さ、通信速度、繋がりやすさなど)の比較になります。
ソフトバンクがドコモに続き素早く「SoftBank on LINE」を発表したため、現時点では3大キャリアのなかでauが新料金プランの発表に一歩遅れた形になりました。
ただauも年明け1月に料金プランの発表を予定しており、必ず対抗する新料金プラン(オンライン限定の20GB)を出してくることが予想されています。
2021年4月以降は乗り換え(MNP)手数料が無料化される予定ですが、通信会社を変えない(グループ内)の移動だと、加えて新規の事務手数料も無料になる予定です。
※KDDIはauとUQモバイル、ソフトバンクはソフトバンク本体(メインブランド)、ワイモバイル、SoftBank on LINE間の移動手数料を無料化の予定
乗り換え(MNP)や料金プラン変更を検討するには絶好のタイミングになっているので、色々チェックしてみてください。
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