目次
機材なしでスマホの写真をパソコンに
スマホの写真をパソコンに取り込むときに、メモリカードを使ったりPCとスマホをケーブルで繋ぐ方法などがありますが、いずれも機材が必要に。
またスマホ本体にメモリカードのスロットがなかったり、ケーブルでつないでもパソコンがスマホを認識しないトラブルがあったり、やや面倒なところも。
ただそういった機材が無くても、インターネットを利用してスマホの写真をパソコンに移動させる方法があります。
ネットを利用した方法はファイルの移動に通信量がかかりますが、別途機材不要でパソコンとスマホだけで作業が完結する手軽さがあります。
写真のアップロードはやや時間がかかる作業ですが、ある程度の量の写真なら、こちらのほうが管理もしやすく、使い勝手が良い面もあります。
今回はGoogleが無料で提供している写真、動画保存サービス「Googleフォト」を使って、スマホの写真をパソコンに移動する手順を紹介します。
関連記事
Googleフォトのインストール
まず最初にGoogleフォトのサービスを利用するために、スマホにアプリをインストールしておきます。
GoogleフォトはAndroid、iPhoneのどちらの端末でも利用できます。※Android端末の場合、Googleフォトは標準でインストールされています。
Googleフォトは無料のサービスですが、利用するにはGoogleアカウント(Gmailアドレス)が必要になります。※Googleアカウントも無料
Googleアカウントを持っていない場合は、アプリの手順に従ってアカウントを作成してください。
アプリリンク
[appbox appstore 962194608]
[appbox googleplay com.google.android.apps.photos&hl=ja&gl=US]
スマホの写真をGoogleフォトに保存
Googleフォトは簡単に言うと、ネット上(Googleのサーバー)に写真・動画を保管してくれるサービスです。
手順としてまず最初に、スマホ本体のなかにある写真をGoogleフォト(サーバー)へ保存してやります。
Googleフォトのアプリを起動した画面で、左上のメニューから端末のフォルダをタップしてスマホ本体内の写真を表示します。
移動させたい写真が入っているフォルダを選択し、画像一覧画面でまずその写真を長押し(押しっぱなし)。
写真を長押し(押しっぱなし)にすると、画像選択モードになります。
画像選択の画面で移動したい写真にすべてチェックを入れ、右上のメニューから今すぐバックアップを選択。
タップするとすぐにGoogleフォトへの写真の保存(アップロード)が開始されます。
自動バックアップも可能
上記のようにひとつひとつファイルをアップロードするのが面倒な場合は、端末の写真を自動的にGoogleフォトへ保存する方法もあります。
設定からバックアップと同期をONにしておくと、Wi-Fi接続時に自動的にGoogleフォトへ画像をアップロード(保存)してくれます。
※設定項目のなかにあるモバイルデータ通信でのバックアップの項目をONにすると、Wi-Fi時以外での通信(モバイルデータ通信)時もバックアップを実行します。
その場合は契約している月額の通信量などを使用してしまうので、「モバイルデータ通信でのバックアップ」の項目は注意してONにしてください。
パソコンからGoogleフォトへアクセス
次にパソコンから自分のGoogleフォトへアクセスします。
まずは任意のブラウザでGoogleのトップページを表示し、自分のGoogleアカウントにログインします。
Googleアカウントにログインをした後、右上のアプリメニューからGoogleフォトを選択。
Googleフォトの画像一覧画面でさきほどスマホから保存した画像を選択し、画像の個別表示画面の右上のメニューからダウンロードを選択。
画像一覧画面
右上メニューからダウンロードを選択
通信量に注意
初回などでGoogleアカウントなどを持っていない場合は少し面倒ですが、慣れると初心者でも簡単にできる作業です。
スマホの容量が足りない場合など、利用してみてください。
ただしGoogleフォトへ写真をアップロードする際に、ファイルのサイズに応じて通信量がかかります。
ファイルサイズは画質にもよるのですが、枚数が増えるとかなりの通信量になるので、写真の保存(アップロード)には、基本的にはWi-Fiを利用してください。
あと速度(転送速度)の面ではメモリカードやケーブルを利用したほうが速いので、大量に写真がある場合などには、使い分けてください。
関連記事