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Bluetoothを利用してスマホの写真をパソコンに取り込む
スマートフォンの写真をパソコンに取り込みたい場合、iCloud(アイクラウド)やGoogleフォトなどのクラウドサービスに保存してインターネット上で共有する方法が手軽です。
ただ写真をサーバー(ネット上)にアップロードする必要があり、スマートフォンのデータ通信量の制限だったり回線速度が遅いとやや使い勝手が悪くなります。
なので写真の数が多い場合や頻繁にパソコンへ写真を転送するなら、インターネットを介さず直接スマホとパソコンを繋いだほうが便利です。
スマートフォンとパソコンを繋ぐ方法はいくつかありますが、この記事では比較的容易で使い勝手がいいBluetoothで接続する方法を紹介します。
※下記手順はWindows10(パソコン)、Android 9(スマートフォン)の環境で動作を確認しています。
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Bluetooth機能がないパソコンの場合
ノートパソコンだと標準で搭載されていることも多いですが、デスクトップパソコンだとBluetooth機能が搭載されていない場合があります。
その場合はアダプタなどの機材を購入して、パソコンにBluetooth機能を追加することが必要です。
USBポートに挿して使用できるタイプのBluetoothアダプタだと、安価なものなら1,000円前後で購入できます。
同じ価格帯ならだいたい性能は同じなので、予算に合わせて好きなものを選んでください。
※アダプタの初期設定やインストールが必要なソフトウェアなどはメーカーによって異なります
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パソコンからスマホにペアリング要求を出す
パソコンとスマホをBluetoothで繋ぐ場合、以下のような流れになります。
- パソコン、スマホのBluetooth機能をON
- パソコンからスマホにペアリング(接続)要求
- スマホからペアリング許可を出す
一度設定を済ませると、次回からはBluetoothをONにするとパソコンとスマートフォンが自動接続されるようになります。
パソコンのBluetooth機能の設定場所
パソコンでBluetooth機能の各種設定は、Windows10の設定メニューから行えます。
- 「Windowsの設定」->「デバイス」
Bluetooth機能がONになっていることを確認して、スマホにペアリング(接続)要求を出します。
「Windowsの設定」->「デバイス」->「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」
ただし、後からBluetoothアダプタなどを追加した場合はこれらのメニューが無効になっていて、専用のBluetooth制御アプリなどを利用する場合があります。
利用するアプリはアダプタの種類やメーカーによって異なるので、説明書などを確認してください。
スマホからパソコンにペアリング許可を出す
パソコンからペアリング(接続)要求を出すと、スマートフォンに接続を許可するかを尋ねるポップアップが表示。
スマートフォン側でペアリングを許可するとパソコンとの接続が完了し、ファイルの共有などが可能になります。
パソコンに写真を送るときはスマートフォン上に写真を表示させて、共有メニューから「Bluetooth」->「ファイルを送るパソコン」を選択します。
ペアリング要求の画面
Bluetoothをオンで自動接続
音楽イヤホンなどと同じように初回のペアリング設定を済ませてしまえば、あとはBluetoothをオンにすることで自動で接続します。
Wi-Fi接続に比べると消費電力が少ない点も、使い勝手がいいです。
デスクトップパソコンなどでBluetooth機能が無い場合などは別途機材の購入が必要になりますが、写真の転送などにはかなり有用なので興味のある方は試してみてください。
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