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Xperia 8 Liteのスペックと特徴、Xperia 8との違い
ソニーよりミッドレンジスマートフォンXperia 8 Liteの発売が発表されました。9月1日より発売で価格はオープン価格。
※nuroモバイルで発表されている販売価格(8月26日時点)は29,800円(税別)。
ハードウェア的にはほとんどXperia 8と同じ構成ですが価格は安くなっており、コストパフォーマンスの高い普及モデルといった位置づけの端末です。
いままでXperia 8はau、UQモバイル、ワイモバイルが主に販売していましたが、Liteはnuroモバイル、mineo(マイネオ)での取り扱いが発表されています。
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スペックの比較
今回発表されたXperia 8 Liteと、ベースになっているXperia 8の主なスペックは以下の通りです。
主要なスペックの比較
Xperia 8 Lite | Xperia 8 | |
初期OS | Android 9 Pie | |
CPU | Snapdragon 630 | |
メモリ(RAM) | 4GB | |
保存容量(ROM) | 64GB | |
外部保存 | microSDXC対応(最大512GB) | |
ディスプレイ | 約6.0インチ(液晶) | |
解像度 | 2520 × 1080
(フルHD+) |
2520 × 1080
(フルHD+) |
バッテリー容量 | 2,870mAh | 2,760mAh |
カメラ | メイン
1,200万画素(F値1.8)、800万画素(F値2.4) フロント 約800万画素(F値2.0) |
|
本体サイズ | 約158mm×69mm×8.1mm | |
重さ | 約170g | |
その他 | おサイフケータイ対応、指紋認証、3.5㎜オーディオジャック搭載 | |
色 | ブラック、ホワイト | ブラック、ホワイト、オレンジ、ブルー |
高音質機能 | なし | DSEE HX |
普段使いには充分な性能
CPUはミドルスペック向けのSnapdragon 630。メモリ4GB、ROM64GBとこのクラスの端末では少し余裕のある構成になっています。
動画の編集や最新3Dグラフィックを使用したゲームなど負荷が高い作業になるとやや厳しいですが、日常使い(通話、Web、SNS、動画視聴など)には充分の性能がある端末です。
21対9という縦長のワイドディスプレイ搭載で、複数のアプリを同時に操作する場合にも使いやすい画面の広さも特徴です。
Xperia 8との違い
Xperia 8 Liteでは色が2色に絞られているのと若干バッテリー容量が増えている以外は変更がなく、ハードウェア的にはXperia 8とほぼ同じ性能になっています。
カメラ性能やおサイフケータイ機能対応、サイズ、重量なども全く同じです。
ただ機能的な変更点として、8にはあったソニーのWALKMANなどに搭載されているDSEE HX機能(圧縮音源を補完して高音質にする)は削除されています。
3.5㎜オーディオジャック(イヤホンジャック)に関してはLiteにも搭載されているので、有線イヤホンなどはアダプターなしで使用可能です。
ユーザーの選択肢が増える
この価格帯でおサイフケータイ対応のAndroid端末となると、今までシャープのAQUOS senseシリーズが人気でしたが、性能的、価格的にXperia 8も有力な選択肢に入ってきます。
通信契約(SIMカード)とセットでの購入だと割引が受けられることが多く、「普段使いに充分な機能があれば、最新機能はそれほど必要ない」といったユーザーにおすすめの端末です。
先日ソニーは5G対応の「Xperia 1 II」、上位モデル「Xperia 1」「Xperia 5」のSIMフリー版の販売を発表しており、以前に比べSIMフリー端末の販路を拡大しています。
機種変更などの予定がありSIMフリー端末を探している方は、Xperiaシリーズもチェックしてみてください。
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