Twitterタイムラインの仕様変更
先日、Twitter社はタイムラインの仕様を変更したことを発表しました。
仕様変更により今後タイムラインには「Twitter側がユーザーに関連すると判断したツイート」が自動的に表示されるようになります。
今まではフォローしているユーザーのツイート・リツイートとプロモツイート(広告ツイート)が並ぶ仕様でした。
今後はそれらに加え「自分のタイムラインに知らない人のツイートが表示されたり、知らない人のタイムラインに自分のツイートが表示される」ということです。
自分のお気に入り登録が他人のタイムラインに
この仕様変更のなかで物議を醸したのがお気に入り登録を他人のタイムラインに流す新機能です。
「お気に入り」は気に入ったツイートをチェックを入れておいて、ユーザーが後からでも読むことができるようにする機能です。
今回の仕様変更後、他人のタイムラインに「○○さんがお気に入り登録しました」と流れるケースが確認されています。
お気に入り登録する度に全てフォロワーのタイムラインに告知されるわけではありませんが、可能性があることは覚えておきましょう。
元々他のユーザーと共有
ただし元々「お気に入り」は自分以外のユーザーもアクティビティの項目から他人のお気に入り登録が確認できます。
ブラウザーの「お気に入り」と同じ感覚で使っていたひとは注意してください。Twitterのお気に入りは他のユーザーと共有されています。
Twitterのタイムラインの説明(英語版)に「我々の目標は、あなたのホームタイムラインにもっと関連性の高い情報を集め興味深いものにすることです」と今回の仕様変更の理由が述べられています。
今さらかもしれませんが、SNSは他人と繋がることを前提としたメディアです。
だからこその利便性であり、そのことで匿名性が失われる危険性があることをもう一度認識しておきましょう。
あとTwitterは告知無しに新機能や仕様をテストすることで有名です。最新の情報はチェックしておきましょう。