国税をスマホアプリ納付(Pay払い)する利点
国税の納付時にスマホ決済サービス(各種Pay払い)を選択することができます。
PayPay・d払い・au PAY・LINE Pay・メルペイ・Amazon Pay・楽天ペイの7種類のサービスが納付方法として利用可能です。
クレジットカードで支払った場合と違い手数料が無料で、決済サービスによっては残高チャージ時にポイント付与があるのも利点です。
※納付に利用できるポイント・残高チャージ時の還元ルールなどは決済サービスによって異なります。
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スマホアプリ納付ができる税目
国税の納付にスマホ決済(各種Pay払い)が利用できる税目は次のとおりです。
- 申告所得税及び復興特別所得税
- 消費税及び地方消費税
- 法人税/地方法人税
- 相続税/贈与税
- 源泉所得税及び復興特別所得税/源泉所得税(告知分のみ)
- 酒税/たばこ税
- 石油税/石油石炭税/電源開発促進税/揮発油税及び地方道路税/揮発油税及び地方揮発油税/石油ガス税/航空機燃料税
- 登録免許税(告知分のみ)
- 自動車重量税(告知分のみ)
- 印紙税
- 国際観光旅客税
ただしスマホアプリ納付は税額30万円以下の納税者向け納付手続となっており、30万円を超える場合は他の方法を選択してください。
利用可能なスマホ決済
国税の納付に利用できるスマホ決済サービス(各種Pay払い)は、現在(2024年2月)次の7つです。
- PayPay・d払い・au PAY・LINE Pay・メルペイ・Amazon Pay・楽天ペイ
納付にスマホ決済を利用した場合、以下のメリットがあります。
- 決済手数料が無料
- 残高チャージ時に各決済サービスのポイントが付く
クレジットカードで納付した場合は金額に応じて手数料が発生するのですが、スマホ決済の場合は手数料がかかりません。
クレジットカードで納付した場合の手数料
納付税額 | 決済手数料(税込) |
1円から10,000円 | 83円 |
10,001円から20,000円 | 167円 |
20,001円から30,000円 | 250円 |
30,001円から40,000円 | 334円 |
40,001円から50,000円 | 418円 |
※50,000円以降も10,000円を超えるごとに決済手数料が加算。
チャージ時のポイント
またスマホ決済サービスの中には残高チャージ額に対してポイントが付いたり、手持ちのポイントを納付に利用できるものもあります。
たとえばAmazon PayだとAmazonギフトカードでチャージができるので、ギフトカード購入時に付くポイント分お得です。
※チャージ時の還元条件やポイントの利用可否は各決済サービスでルールが異なるので、各決済サービスの公式サイトなどで確認してください。
事前手続きも不要
利用上限金額が30万円の点には注意が必要ですが、手数料が発生しないのでクレジットカードで納付するのに比べると若干お得になります。
また決済サービスによってはチャージ時のポイント還元や、納付に手持ちのポイントなどが利用できる点もメリットです。
e-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用している場合は手続きも簡易(納付情報が自動入力)になっているので、ぜひ活用してみてください。
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