ソフトバンクから発表された2年縛り違約金なしの新プランの内容

Softbank公式サイト

ソフトバンク公式サイトより

違約金、2年縛りなしの新プラン

先日のKDDIにつづき、2019年10月から一部改正される電気通信事業法に対応したソフトバンクの新料金プランが発表されました。

今回発表されたプランは、従来のプランと同じ月額料金のまま、違約金、2年縛りが無くっています

ただし新プランには月々割など端末購入とセットとなった料金割引がないので、スマホ本体の残債がある場合は、プラン切り替え時に支払が発生するので気をつけてください。

新プランの申し込み受け付けは2019年9月13日からで、旧プランの受付は9月12日に終了します。

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シンプルな新料金体系

ソフトバンクの新料金体系で、月額料金は以下のように計算できます。

  • 基本プラン + データプラン + その他オプション(通話オプション、デザリング)

基本プラン(980円)に、自分が利用するデータ量に合わせたデータプランを契約。

従来プランのWeb使用料(300円)の項目がなくなってより料金体系がさらにシンプルになりました。

国内通話かけ放題、PCでの接続などに使うデザリング機能などは、従来どおりオプションで契約する形になります。

スマホとSIMカード

従来プランとの比較

ソフトバンクのデータ使い放題プラン(ウルトラギガモンスター+)を契約した場合で、新プランと旧プランの違いを比較します。

※以下の月額料金例は、家族割、光回線割などの割引を含めていません。

新プラン 旧プラン
月額料金(トータル) 7,480円 7,480円
内訳
通話基本プラン 980円 1,200円(2年契約)
データ定額 50GBプラス 6,500円 5,980円
Web使用料 なし 300円
その他
2年契約時の中途解約違約金 0円 9,500円

データ使用量段階式プラン(ミニモンスター)は、新プランで以下のようになります。

データ使用量 1GBまで 2GBまで 5GBまで 50GBまで
月額料金 3,980円 5,980円 7,480円 8,480円
内訳
通話基本プラン 980円
データプランミニ 3,000円 5,000円 6,500円 7,500円

使い放題プラン、段階式プランともにデータプランの月額料金が上がっていますが、基本プランの値下げ、Web使用料の廃止で相殺され、旧プランと同じ月額料金になります。

プラン切り替え時は残債に注意

Android起動画面

今回の新料金プランは、通信容量など基本的なサービス内容は変わっておらず月額料金がそのままなので、違約金などの制限がない分、新プランのほうがお得になっています。

ただキャリア乗り換え予定などがないなら、旧プラン利用者が急いでプラン変更をする必然性はあまりありません。

特に月々割などでスマホを買い替えたときの残債(月額料金の割引)がまだある場合は、プランを切り替えると支払の必要が出てきます。

10月から変わる電気通信事業法

10月から一部改正される電気通信事業法により、携帯電話の料金体系が徐々に変化しています。

今までは端末(スマホ)の買い替えを頻繁にするユーザーが優遇される形になっていましたが、法律改正でユーザー全体の通信料金自体を下げる方向に方針変更を求められました。

現在発表されている各社の新プランは、この方針に従ったものになります。

ただ月額通信料金は下がりますが必然的に機種変更時のユーザー負担金額が大きくなり、その点は注意です。

現在駆け込みで、スマホの割引セールなどが頻繁に行われているので、機種変更を考えている方はチェックしてみてください。

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