送金だけさせるトラブル
7月8日から7月14日まで行われているPayPayの送金機能キャンペーンを悪用し、電子マネーを送金させて返却しないトラブルが発生しています。
現在、PayPay公式サイト、SNS公式アカウントなどでも注意喚起が行われており、PayPayを利用されている方は注意してください。
今回のトラブルはわりとスマホやネットに慣れた方、QRコード決済に詳しい方がトラブルにあっているのも特徴です。
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キャンペーンの内容
今回、悪用されているのは、7月8日から7月14日まで行われる「PayPayリレーキャンペーン」と「送るとPayPay残高もらえちゃうキャンペーン」。
PayPayの送金機能を利用した方に向けたキャンペーンで、送金機能を利用した双方(送金側、受取側)にPayPayボーナスを付与するものです。
各キャンペーンで受け取れるPayPayボーナスの上限は2500円で、二つ合わせて最大5000円分のポイントが貰える仕組みになっています。
SNSなどでIDを公開も
このキャンペーンは送金機能を利用した双方(送金側、受取側)がポイントを得られることが特徴で、今回起こっているトラブルはその特典を悪用しています。
まずSNSやネットを使い「キャンペーンのポイントを得るための協力してほしい」と呼びかけをして相手を募集。
PayPayのIDを公開(通知)して相手に送金だけさせて、その後連絡が取れなくなるといったトラブルが発生しています。
PayPayでもトラブルの発生を把握しており、公式サイト、SNSの公式アカウントなどを通じて注意喚起を実施。
「SNS等における見知らぬ人と、PayPay残高を送りあうことはしないようご注意ください。」とユーザーへ呼びかけを行っています。
ある程度QRコード決済を使っている層がターゲット
今回のトラブルはこの間発生した7payのようなシステムの穴をつき無差別に被害が発生したケースとは、様相が少し異なっています。
PayPayの送金キャンペーンはポイントを受け取る仕組みなどやや複雑な面があり、ある程度QRコード決済に慣れた(詳しい)方がトラブルに合われています。
セキュリティ上、知らない人に送金しないのは基本であたりまえに思われる方が多いかもしれませんが、PayPayの利用は年齢制限がなく未成年でも利用できる仕組みです。
特にキャンペーン用に家族のスマホにPayPayをインストールされた方などは、念のため確認などをしておいてください。
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