NUROモバイル「NEOプラン・NEOプランLite・NEOプランW」の違い

ソニーの格安SIM（MVNO）サービス「NUROモバイル」より、データ通信量が多いユーザー向けの新プラン「NEOプランW」が発表されました。

基本料金は月額3,980円・高速データ通信量が月40GB・データ通信量は翌月まで繰り越し可能で3か月毎に高速データ通信量が15GB追加される特典もあります。

NEOプランではコスパを重視し基本料金を抑えたLiteプランも提供されており、3種類の料金プランが展開されています。

※NEOプランLiteの受付は2023年5月31日に終了しています。

大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）のオンライン専用プラン（月20GBから30GB）の比較。ahamo（アハモ）・povo2.0（ポヴォ2.0）・LINEMO（ラインモ）のサービス内容。各プランの特徴。

arima-yama.com

2024-10-28 07:00

NUROモバイルのNEOプランW・NEOプラン・NEOプランLiteの主なサービス内容は次のとおりです。

主なサービス内容

※対象SNS　LINE、Twitter、Instagram、TikTok。

基本プランのNEOプランは月2,699円で20GBと大手キャリアのオンライン専用プランと同等の料金設定になっています。

ただNEOプランではデータ通信量が翌月まで繰り越し可能で、3か月毎に15GBが追加される特典（継続利用だと実質25GB利用できる点）などがメリットです。

またNEOプランWは月額約1,300円アップしますがデータ通信量が20GB増えて40GBになっており、データチャージをするより割安になっています。

逆にNEOプランLiteは月額料金が609円安い代わりにNEOデータフリー・Gigaプラス・あげ放題の３つの特典が削除され、基本料金を抑えられるのが特徴です。

NUROモバイルのNEOプランでは契約プランに応じて追加のデータ容量が付与される「Gigaプラス」という特典があります。

NEOプラン・NEOプランWの場合は3か月ごとに15GBが付与され、継続利用すれば１か月あたり5GB多く利用できる計算です。

NEOデータフリー・あげ放題に関しては、普段どれくらいSNSでデータ通信量（特にアップロード）を利用しているかでメリットの大きさが異なってきます。

NUROモバイルのNEOプランと大手オンライン専用プランahamo（アハモ）・LINEMO（ラインモ）などを比較した場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

ahamo・LINEMOでは高速データ通信容量の繰り越しがありませんが、NEOプランでは翌月まで繰り越しができます。

20GBを超過しても最大1Mbpsの通信速度が出るのでそこまで不便になるわけではないですが、すこし融通が利く分だけ使い勝手でNEOプランが上回ります。

NUROモバイルは割安の通話回線を利用していて音声通話料金が安い（11円/30秒）特徴があり、かけ放題のオプション料金もすこし割安です。

※大手キャリアの音声通話料金（22円/30秒）の半額。

ただしVOLTEには非対応で、SNSの無料通話ほどではありませんが少し音質面で不利になります。

またNUROモバイルはあくまでキャリアから回線を借りてサービスを提供する格安SIM（MVNO）なので、混雑時間帯にデータ通信速度が低下する可能性はMNO（大手キャリア）より高くなります。

NEOプランでは速度低下を防ぐため専用帯域が用意されていますが、同じドコモ回線のahamoに比べると速度低下のリスクが増える点はすこし注意してください。

格安SIM（MVNO）では大手キャリアの回線を借りている仕組み上どうしても混雑時間帯の通信速度がネックになりますが、以前より昼間でも安定して利用できるサービスが増えています。

NUROモバイルが公式サイトで公表している平日の下りの通信速度の計測結果では混雑時間帯でも概ね150Mbps（下り）の速度を記録しており、動画視聴などでもほぼ不満なく利用できる通信速度です。

大手キャリアよりも音声通話料金が安くデータ通信量あたりの料金でも割安感があるプランなので、興味のある方はチェックしてみてください。

NUROモバイルのNEOプラン・ahamo（アハモ）・LINEMO（ラインモ）の料金プラン比較。主なサービス内容。NUROモバイルのメリット・デメリット。

arima-yama.com

2023-06-08 07:30