LINEMOのミニプランとpovoで3GBトッピングを購入した場合の比較

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LINEMOのミニプランとpovoで3GBトッピングを購入した場合の比較

月のデータ通信量が少なめのユーザーが携帯電話料金を見直す際、店舗での対面サポートが不要ならau・ソフトバンクのオンライン専用プランpovo(ポヴォ)2.0・LINEMO(ラインモ)が有力な選択肢になります。

一か月に3GB利用することを想定した場合、povoは3GB(30日間有効)のデータトッピング料金が990円・LINEMOはミニプラン(3GB)の基本料金が月額990円と、どちらもひと月あたり1,000円以下で利用可能です。

契約を含めた事務手続きやSIMカードの差し換えなどは自分で行う必要がありますが、料金はそのぶん割安で通信品質もメインブランドと変わりません。

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プラン内容の比較

LINEMOのミニプラン(3GBプラン)を契約した場合とpovo2.0で3GBのチケット(トッピング)を購入して利用した場合のサービス内容を比較してみます。

LINEMO(ミニプラン)とpovo2.0の比較 

プラン名 LINEMO(ミニプラン) povo2.0
通信エリア ソフトバンク au
受付・手続き オンライン限定
月額料金 990円 0円
高速通信のデータ容量 3GB 0GB
※3GB 990円(有効期限30日)
超過後の通信速度 最大300kbps 最大128kbps
データ繰越 なし 有効期限式
データチャージ 1GB 550円(翌月末まで有効) 1GB 390円(有効期限7日)
音声通話 22円/30秒
通話オプション 5分かけ放題 月額 550円・かけ放題 月額 1,650円
その他 LINE(ライン)の通話データ容量などがノーカウント データ使い放題 24時間 330円/24時間・DAZN(7日間)1,145円など

一般的な月額方式のLINEMO

LINEMOは一般的な月額方式の料金プランで、月額990円で3GBの高速データ通信が利用できます。

3GB超過後の通信速度は最大300kbpsで、余ったデータ通信容量の繰り越しはありません。

利用できるデータ通信容量がすこし少なめのプランなので、LINE(アプリ)の通話などに関して容量がカウントされない特典が付いているのも利点です。

LINEMO(ラインモ)のSIMカード

その都度チケットを購入するpovo2.0

povo2.0は月々の基本料金が0円で、ユーザーが利用するサービスをチケット形式で購入(トッピング)してプランを組み立てる形式になっています。

※データ通信を月3GB利用する場合、3GB(有効期限30日)のデータトッピング(チケット)を専用アプリから自分で購入します。

あまり利用しない月はチケットの購入を減らすといった使い方ができ、利用状況に合わせてユーザーが料金を調整できるのが利点です。

povo2.0(ポヴォ2.0)のデータトッピング

データトッピング 有効期限 料金
データ使い放題 24時間 330円
1GB追加 7日間 390円
3GB追加 30日間 990円
20GB追加 30日間 2,700円
60GB追加 90日間 6,490円
300GB追加 90日間 9,834円
データ使い放題(7日間)×12回 160日間 9,834円
150GB追加 180日間 12,980円

ただしデータ通信容量などのチケット(トッピング)は有効期限が設定されており、期限を過ぎると無効になる点は注意が必要になります。

特に150GB・300GBなどの大容量データトッピングを購入する場合は、有効期限が切れないように気を付けてください。

povoのSIMカード

超過後の速度・チャージ料金の差

また容量超過後の通信速度はLINEMOが最大300kbps・povo2.0が最大128kbpsとどちらもかなり低速で、Wi-Fiなど代わりの通信手段が無い場合は容量の追加購入が必要になってきます。

データ容量を追加する場合のチャージ料金はLINEMOが1GB 550円(翌月末まで有効)に対し、povo2.0のデータトッピング1GB(7日間)が390円。

容量あたりの料金だと少しpovo2.0の方が割安になっていますが、有効期限が7日間と短い点は注意が必要です。

音声通話のオプション料金(かけ放題オプション)については、通話時間・料金の差はありません。

実施中のキャンペーンなど

povoとLINEMOでは現在以下のキャンペーンが行われています。

※下記キャンペーン内容は2024年6月4日時点のものです。

povoの期間限定トッピング

povoでは不定期で期間限定トッピングが提供されることがあり、今だと1年分まとめ買いすることで割安になるトッピングなども販売中です。

期間限定トッピング

povoキャンペーン告知画像

povo公式サイトより

また他社からの乗り換え(MNP)で一定額以上のトッピングを購入した時、au PAY 残高を還元するキャンペーンなども実施されています。

実質半年無料のLINEMO

LINEMOではミニプラン(3GB)を対象に、現在以下のキャンペーンが実施されています。

  • ミニプランを契約した場合、5,940円相当のPayPayポイント付与
  • データ追加購入(550円/1GB)が月3回まで無料(半年間)
  • 5分かけ放題(月額550円)が7か月無料(完全かけ放題利用時は550円引き)
  • LINE MUSICが6か月無料

キャンペーンは新規(新しい電話番号での契約)・他社からの乗り換え(MNP)どちらも対象で、特にかけ放題オプションを利用される方はかなり料金が割安になります。

PayPay起動画面

ほぼ同等のサービス内容と料金

月額方式とチケット式(トッピング購入)の料金の形式に違いがありますが、3GBの利用を想定した場合に料金・サービス内容でそこまで大きな差はありません。

二つのプランで迷った場合は、LINEMOだとLINE(アプリ)のデータ通信容量がカウントフリーになる点や手厚いキャンペーン特典。

povo2.0は料金調整がしやすいメリット(使わない月は0円運用も可能)やオプションサービス(トッピング)が豊富な点などを比較して検討する感じです。

対面サポートが無い(街のショップが利用できない)点さえ問題なければどちらのプランもかなりコスパの高いサービスなので、携帯電話料金の見直しなどを検討されている方は候補として検討してみてください。

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