子どもが知らないうちにスマホで買い物、ゲーム課金するパターン

スマートフォン

子どもの課金トラブルを防ぐ

子どもがスマートフォンで起こすトラブルで多いのが、親に内緒で課金してしまい後から高額請求がくるトラブルです。

商品の受取をコンビニにして親が知らないうちに高額な買い物を繰り返したり、基本無料のスマホゲームでもゲーム内アイテムを購入して高額課金をしてしまうトラブルもあります。

ただこの手の課金トラブルは、スマートフォンで決済できないようにさえしておけば、比較的容易に防げるトラブルです。

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スマホ決済の主な手段

スマートフォン上で決済できる方法(設定できる手段)は、主に以下の4つです。

  • クレジットカード
  • キャリア決済(電話料金との合算払い)
  • 銀行口座
  • 現金チャージ(プリペイドカードなど)

このうち銀行口座に関しては本人確認の認証手順なども必要なので、子どもが知らないうちに口座を登録することはほとんどありません。

現金チャージに関しても、実際に現金でプリペイドカード等を購入しなければならないので、おこずかい管理の延長で済みます。

子どもの課金トラブルを防ぐことを考えた場合に、特に気を付けないといけないのはクレジットカードとキャリア決済の二つです。

スマホとキャッシュカード類

家族の無断使用は補償されない

特にクレジットカードは注意が必要で、カードを盗まれた場合と違い、家族が無断使用したものは基本的にカード会社の補償は受けられません

親のクレジットカードを子どもが勝手に使用した場合だと、まず契約者が適切にカードを保管、管理していたかどうか責任が問われます。

最低限、子どもの手が届くところにクレジットカードを保管するのは避けてください。

またスマホなどを使ったオンライン上では、カード本体が無くても、カード番号とセキュリティコードなどがあれば決済できてしまうので、毎月の利用明細などを確認することも大切です。

携帯電話料金がいつもより高い

スマートフォン上で決済する方法のひとつに、暗証番号だけで決済できるキャリア決済(電話料金との合算払い)があります。

キャリア決済で使った金額は、毎月の携帯電話料金と併せて請求されるので支払いが一つになり便利です。

ただ家族割などでまとめて払っている場合だと、明細を確認しない限り料金の内訳が解かりにくくなってしまう弊害があります。

今月の携帯電話料金がやけに高いなと思ったら、子どもが課金していたというのはよく聞く話です。

スマートフォン

各キャリア決済の利用上限額

各キャリアでは高額課金を防ぐため、未成年者に対するキャリア決済の上限額が決められています。各社のホームページなどから、月々の上限金額を設定することも可能です。

ただし下記の未成年者の利用金額上限が適用されるためには、事前に端末使用者の年齢登録が必要です。

使用者の年齢登録をしていない場合は、成年と同じく各社100,000円/月まで利用可能になっています。

3大キャリアのキャリア決済上限

未成年 20歳以上
ドコモ 19歳まで 10,000円/月 100,000円/月
au 12歳まで 1,500円/月
13歳から17歳 10,000円/月
18歳から19歳 20,000円/月
ソフトバンク 満12歳未満 2,000円/月
満20歳未満 20,000円/月

クレジットカードの登録は慎重に

Google Playバリアブルカード

子どもの課金トラブルがあった場合、特に金額が大きくなってしまうのがクレジットカードです。

子どものApple IDやGoogleアカウントにクレジットカードを登録する場合は、慎重に行ってください。

現金チャージ(プリペイドカードなど)は、決済の度にプリペイドカードを購入して登録しなければならないなど手間はかかりますが、その分トラブルを防ぐことにもつながります。

利便性や安全性などバランスを考慮して、上手く活用してください。

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