ディスプレイの大型化
2019年9月11日、Appleより新型iPad(第7世代)の発売が発表されました。9月30日発売でApple公式サイトでの注文受付も開始されています。
ノーマルのiPadの発売は前機種(第6世代)の発売(2018年3月30日)から約1年半ぶりです。
今回は前機種のリリースからそれほど時間が経過していないこともあり、大幅なスペックアップなどは少なく、前機種から改善を施したブラッシュアップ機といった仕上がりに。
今回は新型iPad(第7世代)のスペック、前機種(第6世代)からの変更点などをまとめます。
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主要スペック
新型iPad(第7世代)と前機種(第6世代)の主要なスペックを表で比較します。
新型iPad(第7世代) | 前機種(第6世代) | |
ディスプレイ | 10.2インチ
Retinaディスプレイ |
9.7インチ
Retinaディスプレイ |
CPU | A10 Fusion | A10 Fusion |
メモリ容量 | 32GB/128GB | 32GB/128GB |
ドット数 | 2,160 x 1,620 | 2,048 x 1,536 |
詳細度 | 264ppi | 264ppi |
本体サイズ
(高さ×幅×厚さ) |
250.6 mm
174.1 mm 7.5 mm |
240 mm
169.5 mm 7.5 mm |
本体重量(Wi-Fiモデル)
Wi-Fi + Cellularモデル |
483g 493g |
469g 478g |
カメラ | 8メガピクセル
f2.4 ※フロントカメラ 1.2メガピクセル |
8メガピクセル
f2.4 ※フロントカメラ 1.2メガピクセル |
対応キーボード | Bluetoothキーボード対応
Smart Keyboard対応 |
Bluetoothキーボード対応 |
Apple Pencil | 第1世代 | 第1世代 |
価格
Wi-Fiモデル(32GB) |
34,800円 | 37,800円 |
性能はほぼ据え置き
新型iPad(第7世代)では、CPU、メモリといった部品に関して前機種(第6世代)と同じものが採用されており変更なし。カメラ、動画撮影機能も同等。
一方で画面サイズが10.2インチに大型化され、若干ですが本体サイズと重量がアップ。
画面が大きくなった分ドット数も増えているので、画面の詳細度は264ppiを維持しており画質面での変化はなし。
細かい点では、iPad Pro用だったSmart Keyboardへ対応などが変更点として挙げられます。
スペック面では画面サイズ以外あまり変更されていませんが、前機種より価格が下げられており、元々高かった無印iPadのコストパフォーマンスが更に高くなっています。
コストパフォーマンス重視なら
前機種(第6世代)のA10 Fusionを採用しており性能面での大きな向上はありませんが、元々性能の高いCPUで普通に使う分には全く問題なしの性能。
価格も従来より抑えられており、普段使いのタブレット端末を探している方にはおすすめの端末です。
また新型iPad(第7世代)購入者には11月から開始されるAppleの動画配信サービス「Apple TV+」(月額600円)が1年間無料の特典もついてきます。
ただApple Pencilで利用することをメインで考えている場合は、書き心地の面などスペックが高いに越したことはなく、上位モデルiPad Pro(Apple Pencil 第2世代)も検討してください。
iPad Proだと値段的にかなり違ってくるのですが、ペンの反応、追従性などは、使い勝手に直結するので、店頭デモなどで実際に触ってみて体感しておくことをお勧めします。
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