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格安SIM(MVNO)のIIJmioが発表した新しい従量制プランの特徴
格安SIM(MVNO)サービスを提供しているIIJmioから、使ったデータ通信量に応じて料金が変わる従量制の新プランが発表されました。
SMS機能付きSIMの場合、データ通信量1GBまでだと月額料金480円、2GBだと700円とかなり安い料金設定になっています。
また新しい従量制プラン発売記念として期間限定で、初期費用、MNPの場合の端末割引キャンペーンが行われており、IIJmioを新規で利用する方にはお得になっています。
※下記に記載している料金はすべて税抜です。
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従量制プランの内容
IIJmioが発表した新しい従量制プランの概要は以下のとおりです。
IIJmioモバイルプラスサービス 従量制プランの概要
利用する回線 | auの4G LTE回線 | |
月額料金 | SMS機能付きSIM | 1GBまで 480円
2GBまで 700円 3GBまで 900円 ※以降1GBごとにプラス200円 ※最大20GBまで |
音声通話機能付きSIM
(月額プラス700円) |
1GBまで 1,180円
2GBまで 1,400円 3GBまで 1,600円 |
|
データ容量超過後の速度 | 200kbps | |
その他 | 最大3枚までSIMカードを発行でき、データシェアが可能
追加SIM利用料 1枚につき月額400円 |
まず従量制プランを利用できるのはau回線のみになります。docomo回線は利用できません。
月のデータ通信容量の上限値をユーザーが設定することができ、超過すると速度の制限がかかります。
データ容量が足りなくなった場合、上限値を月の途中で上げることができます。※翌月分なら下げることも可能
またIIJmioの特徴として契約しているサービスにSIMカードを追加することが可能で、たとえば追加SIMを1枚発行して、サービスを二人でシェアして利用するといったことができます。
※例 SMS機能付きSIMで3GBを二人でシェアして利用した場合(追加SIMを1枚発行)だと、月額料金1,300円(900円+400円)。
定量制プランとの違い
従来から提供されているIIJmioの定量制(3GB、6GB、12GB)プランとの一番の違いはdocomo回線を利用できない点です。
定量制プランから従量制プランに変更を考えている場合は、かならず事前に通信エリアをチェックしてください。
あと従量制プランではデータ容量の繰越ができません。定量制プランのように使い切れなかったデータ量を翌月に利用することはできないので注意してください。
通信量が多い場合は定量制プランが得
月額料金に関しては、通常プラン(3GB、6GB、12GB)と同じくらいの料金に設定されています。
ただ定量制プランには1GB、2GBの料金設定がないので、データ通信量が少ない方なら従量制プランのほうが無駄がありません。
データ通信量と月額料金の比較
高速データ通信量 | 従量制プラン | 定量制プラン |
1GB | 480円 | ‐ |
2GB | 700円 | ‐ |
3GB | 900円 | 900円 |
6GB | 1,500円 | 1,520円 |
12GB | 2,600円 | 2,560円 |
大容量オプション | 利用不可 | 利用可 |
※料金SMS機能付きSIMの場合
一方でIIJmioの定量制プランでは、データ通信量が多いユーザー向けに割安でデータ容量を追加できる大容量オプションプランが用意されています。
※データオプション20GB 3,100円、データオプション30GB 5,000円
従量制プランだとこのオプションが利用できないので、月のデータ通信量が多い方は定量制プランがおすすめです。
キャンペーンで初期費用割引
IIJmioでは従量制プラン発売記念として期間限定で、新規契約時に発生する初期費用3,000円を1円にするキャンペーンを実施しています。(※2020年9月30日(水)まで)
また他社からのMNP(ナンバーポータビリティ)だと、AQUOS sense2、Xperia Ace、iPhone 8 64GB(中古)などがキャンペーン価格で購入可能です。
最近は一部の上位機種だけでなく、SIMカードを2枚挿しして利用できるスマートフォン(DSDS対応機種)が増えました。
メインには3大キャリアのSIMを利用し、もう一枚格安SIMを挿して割安にデータ通信量を増やすといった使い方ができるようになっています。
従量制プランはそういった使い方に相性のいい料金体系になっているので、興味のある方はチェックしてみてください。
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