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便利なホワイトバランス
写真の色味を変えたいときに、後からホワイトバランスを調整するといったテクニックがあります。
写真はその場の光の状況で色味が変わってしまうので、実際の色と写真に写った色が異なることがほとんどです。
ホワイトバランスはそういった実際の色と写真に写った色の差を調整でき、「白いものを白く表現」することができます。
ホワイトバランスの調整機能はどんな画像加工ソフト(アプリ)にも標準で搭載されており、白以外にも活用できる便利な機能です。
今回はGoogleフォトを使ってホワイトバランスの調整をし、紅葉の写真を赤く加工する手順を紹介します。
※下記の手順はOS Android 9、Googleフォト バージョン 4.28.0.276318361で確認しています。
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定番アプリGoogleフォト
Googleフォトは規定サイズの写真や動画なら容量無制限で保管してくれるサービス(アプリ)で、Android、iPhoneを問わず無料で利用できます。
サイズの制限はありますが容量無制限で保存ができるため、スマホ本体の保存容量節約にも使われる定番アプリです。
アプリリンク
[appbox appstore 962194608]
[appbox googleplay com.google.android.apps.photos&hl=ja&gl=US]
写真をGoogleフォトへ保存
まず画像調整の作業をする前に、写真をGoogleフォトへ保存(アップロード)しておく必要があります。
Googleフォトへのアップロード方法はいくつかありますが、スマホ上で表示して共有設定をするのが簡単です。
写真の共有設定例
ホワイトバランスの調整手順
Googleフォトへのアップロードが終わったらGoogleフォトのアプリを起動します。
画像調整画面への移動
アプリを起動したらホワイトバランスの調整をしたい写真をタップ。画像が表示されたら画像調整アイコンをタップして画像調整画面を呼び出します。
画像調整画面に移動したら、もう一度同じアイコンをタップすると詳細設定が行える画面に移動します。
カラー調整画面
詳細設定画面に移動したら「明るさ、カラー、ポップ」の項目の中から「カラー」の右にある矢印をタップ。
するとカラー詳細画面が開くので、ホワイトバランスを調整する場合は「色温度」と「色合い」の項目を左右にスライドして調整します。
また写真を派手な色味にしたい場合は、彩度を変更することで調整できます。
調整した画像の保存
ホワイトバランスの調整が終わったら、再び「カラー」の右にある矢印をタップ。
画像調整を行うと画面上部に「コピーを保存」の項目が表示されます。
「コピーを保存」をタップすると、さきほどの調整が反映された写真が元画像とは別に作成されます。
調整前と調整後の比較
元画像とホワイトバランスの調整をした画像を並べてみます。
元画像
ホワイトバランスを調整した画像
ホワイトバランスの調整は白色の調整に限らず、実際の色よりも鮮やかな色(よく言われる記憶色)を出したいときなどにもよく使われます。
注意する点としては写真全体の色味が変化するので、紅葉以外が写っている場合はその被写体の色も変化してしまい、極端な調整をすると不自然な色味になりがちです。
ただそういった点に注意していれば、効果も大きく初心者でも簡単に利用できる機能なので、ぜひ試してみてください。
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