ドコモの家庭用ネット回線サービス「home 5G」と「5Gギガホプレミア」の比較

ドコモオンラインショップより

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ドコモの家庭用ネット回線サービス「home 5G」と「5Gギガホプレミア」の比較

ドコモは家庭用に光回線以外にも携帯電話回線を利用したインターネット回線サービス「home 5G」を提供しています。

光回線サービスのように工事の必要がなく、自宅がドコモエリアであれば手軽にネット環境が構築できるのが特徴です。

以前は裏技的にドコモの大容量プラン「5Gギガホプレミア」がテザリング機能(スマホ経由でPCなどをネット接続)無制限なのを活用して、自宅用回線代わりに使う方法がありました。

ただスマートフォンの電池消費が大きいなどの難点があるので、使い勝手を優先して専用ルーターを使用する「home 5G」に切り替えるという選択も有用です。

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ドコモ「home 5G」のサービス内容

ドコモの家庭用インターネット回線サービス「home 5G」の主なサービス内容は次のとおりです。

home 5G プラン
契約事務手数料 3,300円(オンラインショップ0円)
基本料金 月額 4,950円
対応エリア ドコモのサービスエリア
利用場所 契約住所での使用
データ容量 無制限
※当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合に速度制限あり
必要機器 5G対応ホームルーター「home 5G HR01」 本体価格39,600円
※月々サポート 月々1,100円×36か月間 = 39,600円割引 ※実質本体0円
home 5G セット割 ドコモのギガプランが月額0円から1,100円割引

ドコモオンラインショップより

「home 5G」は家庭など専用ホームルーターを設置した場所でのみ利用できる通信サービスです。

基本料金は月額 4,950円で、ドコモ光(マンションタイプ)より若干高いくらいの料金設定になっています。

光回線と違い工事が不要でドコモエリアであればコンセントひとつで手軽にネット環境が構築できるのが特徴です。

ルーターの本体代金は実質0円

「home 5G」サービスを利用するには5G対応ホームルーター「home 5G HR01」の購入が必要です。

ただしホームルーター購入者には月額利用料金を最大36回割引する特典(月々サポート)があり、この金額が本体代金と同じ39,600円になっています。

このため3年間「home 5G」を利用すれば、実質ホームルーターの本体代金は無料になる仕組みです。

※ただし3年利用する前に途中解約した場合は、月々サポートが終了し実質0円ではなくなります。

途中解約した場合のホームルーター実質代金

契約期間 1年(12か月) 2年(24か月) 3年(36か月)
本体代金 39,600円
月々サポート 13,200円割引 26,400円割引 39,600円割引
実質 26,400円 13,200円 0円

「5Gギガホプレミア」と比較

携帯電話用プランですが、ドコモ「5Gギガホプレミア」もデータ容量無制限でテザリング機能(スマホ経由でPCなどをネット接続)が利用できます。

サービス内容の比較

プラン名 5Gギガホプレミア home 5G
必要機器 5G対応スマートフォン 専用ホームルーター
利用場所の制限 なし 契約住所のみ
月額料金 7,315円 4,950円
高速データ通信量 無制限
※当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合に速度制限あり
割引など ドコモの家族割引(3回線)で1,100円引き home 5G セット割(ドコモのスマホプランを最大1,100円引き)
dカード払いで187円引き
ドコモ光セット1,100円引き

どちらもデータ容量は無制限で、直近3日間のデータ利用量が特に多い場合に速度制限がかかるのも同じです。

月額料金は「5Gギガホプレミア」が約2,400円ほど高くなりますが、家族割引・光セット割引が適用できる方だと月額5,000円くらいで利用できます。

またギガホプランの場合は音声通話機能があり、利用場所の制限もありません。

家などのネット環境として使う場合

5Gギガホプレミアでスマートフォン以外の機器をネットに接続する場合は、テザリング機能(PCなどをスマホ経由でネット接続)を利用します。

スマートフォンでテザリング機能を使用中でも、電話などの着信も受けられますし通話も可能です。

ただしスマートフォンのバッテリー消費が大きいなどの難点があり、当然ですがルーターとしての機能面(同時接続数や通信制御など)や使い勝手では専用機であるホームルーターのほうが勝ります。

家庭用回線で光回線以外の選択肢

「home 5G」は無線サービスなので光回線に比べると通信の安定性の面では若干不利で、一応ですが通信容量の3日間制限なども規定にあります。

ただ家庭で普通に使う分には十分な通信速度があり、一般的な使い方であれば通信制限もほぼ発生していません。

スマートフォンのテザリング機能のように切り替え操作なども不要で、コンセントに挿すだけで手軽にネット環境を構築できるのがメリットです。

光回線の敷設工事ができない場合や共有タイプで混雑時間帯などに通信速度が落ちるケースなど、選択肢のひとつとしてチェックしてみてください。

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