auのピタットプランからUQモバイル・povo(ポヴォ)へ乗り換えた場合の比較

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auのピタットプランからUQモバイル・povo(ポヴォ)へ乗り換えた場合の比較

auとUQモバイルでは二つのブランド間で乗り換え(MNP)する際、以前は必要だった各種手数料を現在は無料化しています。

今まで移行元で発生していた契約解除料(いわゆる2年契約の違約金)・MNP手数料、移行先で必要だった新規契約時の事務手数料が不要になり、二つのブランド間での乗り換えがしやすくなりました。

またオンライン専用プランpovo(ポヴォ)への乗り換えも同様に手数料がかからず、ショップでの対面サポートが不要な方であればかなり料金も割安です。

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au「ピタットプラン」とUQモバイル「くりこしプラン」

auでは月のテータ通信量が少なめのユーザー向けの料金プランとして、データ通信量に応じて料金が変化する「ピタットプラン」を提供しています。

全国auショップで対面サポートが受けられ各種ポイント還元など特典も手厚いですが、その分料金は高めです。

月額料金を優先するならauのサブブランドであるUQモバイルの「くりこしプラン」に乗り換えると、かなり料金を抑えることができます。

ピタットプランとくりこしプランの比較

au UQモバイル
ピタットプラン 4G LTE くりこしプランS くりこしプランM
月額料金(税込)
  • 1GBまで 3,278円
  • 4GBまで 4,928円
  • 7GBまで 6,578円
1,628円 2,728円
高速通信のデータ容量 3GB 15GB
超過後の通信速度 最大128kbps 最大300Kbps 最大1Mbps
データ繰越 なし※月ごとの計算 翌月まで繰り越し可能
音声通話料金 22円/30秒(税込)
通話オプション かけ放題 月額 1,980円・5分かけ放題 月額 880円 かけ放題 月額 1,870円・10分かけ放題 月額 770円
データチャージ 0.5GB 605円・1GB 1,100円 100MB 220円・500MB 550円データチャージカード 1GB 1,100円

※ピタットプランは2年契約(中途解約金1,100円)、光回線割、家族割を含まない料金です。

UQ mobile公式サイトより

利用する高速データ通信量によって変わってきますが、ピタットプランからUQモバイルに乗り換えることで月額料金が約1,600円から3,800円ほど安くなります。

またUQモバイルには余ったデータ容量の繰り越し機能があり、音声通話のかけ放題オプションやデータチャージ料金などもすこし割安です。

今年の7月下旬からは全国のauショップでも契約ができるようになり、若干窓口が混み合う傾向がありますが対面サポートも受けられます。

auからUQモバイルに変えるデメリット

ただしauのメインブランドからUQモバイルに乗り換えた場合、以下のようなデメリットもあります。

  • auに比べ取り扱い(販売している)スマホの種類が少ない
  • 家族間の通話無料サービスがない
  • メールアドレスは有料オプション(月額220円)
  • ナンバーシェア非対応(Appleウォッチなどとの番号共有)

auよりも販売される機種の数は少ないので、最新機種が欲しい場合はauショップ・メーカー公式サイト・家電量販店などを利用して自分で購入する必要があります。

その場合は初期設定などを自分で行う必要があり、それほど難しい作業はありませんが若干手間がかかります。

また乗り換えた場合auのメールアドレスは使えなくなるので、自分がメールアドレスを登録しているサービスでアドレスの変更手続きが必要です。

Gmailなど無料のメールアドレスを利用するか、UQモバイルのアドレスを取得する場合は有料オプションになるので注意してください。

対面サポートが不要ならpovo(ポヴォ)

また料金的にはピタットプランからpovo(ポヴォ)への乗り換えでも、基本料金はかなり安くなります。

povo2.0の主なサービス内容は次のとおりです。

povo2.0の主なサービス内容

povo2.0
エリア auエリア
受付・手続き オンライン限定
月額料金 0円※
高速通信のデータ容量 0GB
※データトッピングを契約
超過後の通信速度 最大128kbps
データ繰越 なし(有効期限式)
データチャージ トッピングで追加
音声通話 22円/30秒
音声通話オプション 5分かけ放題 月額 550円・かけ放題 月額 1,650円
1日使い放題オプション データ使い放題 24時間 330円/24時間
コンテンツオプション DAZN(7日間)760円・smash.(24時間)220円

自分でサービス内容(トッピング)を選ぶ

povo(ポヴォ)では高速データ通信容量は自分でサービス内容(データトッピング)を選ぶ(購入する)形式で、データ容量には有効期限が設定されています。

povo2.0のデータトッピング料金一覧

データトッピング 有効期限 料金
データ使い放題 24時間 330円
1GB追加 7日間 390円
3GB追加 30日間 990円
20GB追加 30日間 2,700円
60GB追加 90日間 6,490円
150GB追加 180日間 12,980円

音声通話オプション(かけ放題サービス)もトッピング形式で、こちらは月額方式で提供されています。

  • 5分以内通話かけ放題 月額 550円
  • 通話かけ放題 月額 1,650円

3GB(30日間)の高速データ通信量と音声通話5分かけ放題を契約した場合で、月額約1,540円で利用可能です。

自分で手続きや初期設定が必要

ただしUQモバイルと同様、povo(ポヴォ)もauのメインブランドと比べ以下のようなデメリットがあります。

  • 対面サポートがない(オンライン専用)
  • povo(ポヴォ)でスマホを販売していない
  • 家族間の通話無料サービスがない
  • メールアドレスサービスを提供していない
  • ナンバーシェア非対応(Appleウォッチなどとの番号共有)

オンライン専用プランなので基本的にauショップは利用できません

povo(ポヴォ)へのプラン変更・オプションの申込・端末の初期設定など、ネットを使って自分で行うのが基本です。

現時点ではスマートフォンのセット販売なども行われていないので、端末も自分で用意するの必要があります。

問い合わせなどもチャットなどで行い基本的に対面サポートは受けられないので、ある程度スマートフォンの操作に慣れている方に限定される料金プランです。

ブランド間で乗り換えするメリット

2021年4月1日にMNP手数料が廃止されたので、その部分は他社への乗り換えでも料金的に変わりありません。

ただauブランド間の乗り換えの場合、契約解除料(いわゆる2年契約の違約金)と乗り換え先の新規事務手数料が無料になるメリットがあります。

※auでは今後契約解除料も廃止される予定です。

契約解除料は古い料金プランだと10,450円(税込)、新規契約の事務手数料が各社3,300円ほどかかるので最大約14,000円ほどの差になります。

家族割引・光回線割引などは無くなるので注意が必要ですが、UQモバイルpovo(ポヴォ)だとかなり基本料金を抑えることができるので、携帯電話料金の見直しを検討されている方はチェックしてみてください。

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