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AQUOSの指紋センサーをナビゲーションバーとして使う機能
現行のsharpのスマートフォンAQUOSシリーズでは、指紋センサーをAndroidのナビゲーションバーとして利用できる機能があります。
ディスプレイ下部に指紋センサーが付いている機種限定の機能ですが、ナビゲーションバーを非表示のまま操作ができて便利です。
ただsharpの独自機能なので、初めてだと慣れるまで若干操作に戸惑う面があります。
この記事ではAndroidでAQUOSシリーズを初めて使う方などに向けて、指紋センサーをナビゲーションバーとして使う場合の設定や操作などをまとめます。
※下記の操作はAQUOS sense plus SH-M07で確認しています。
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Androidのナビゲーションバーとは
Androidスマートフォンの主な操作は、基本的に画面下部に表示されるナビゲーションバーを利用して行います。
Android 9ではナビゲーションバーの仕様が変更されて、従来の3つボタンから楕円形の1つボタンに表示になりました。
※現在は仕様変更によるユーザーの混乱を避けるため、Android 9以降にアップデートしても従来の3つボタン形式のナビゲーションバーも使える機種が多くなっています。
ナビゲーションバーの基本的な機能は以下の3つです。
- ホーム画面に戻る
- 一つ前の画面に戻る
- アプリの履歴画面を表示する
AQUOSシリーズでは独自機能として、上の3つの操作を指紋センサーに割り振ることができるようになっています。
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3つボタンへの切り替え方法
AQUOSではナビゲーションバーを従来の3つボタンに切り替え可能です。
[設定]->[システム]->[操作]->[ホームボタンを上にスワイプ]
- OFF 3つボタンのナビゲーションバー
- ON 楕円形のナビゲーションバー
指紋センサーの設定
指紋センサーの設定は「設定」->「AQUOS便利機能」->「指紋センサー」から行います。
「ホームキーとして使う」「戻るキー/履歴キーも使う」の項目をONにすると、指紋センサーをナビゲーションバーの代わりに使うことができます。
指紋センサーの操作と動作
指紋センサーをホームキーに設定した場合、指紋センサーをタッチすることでホーム画面に移動します。※画面が消灯している状態のときは、画面が点灯します。
頻繁に使用するのは「右になぞる」(一つ前の画面にもどる)操作で、これを覚えておくと指紋センサーだけでスムーズに操作できるようになります。
「左になぞる」(履歴)操作はアプリの切り替えなどのときに使用します。ただそれほど頻度の高い操作ではないので、必要に応じて覚える感じです。
画面を広く使う工夫
Android 8までは画面の左下をタップして「戻る」という操作が基本だったので、Androidスマホに慣れたユーザーほど「右になぞる」操作は一瞬混乱してしまいがちです。
ただ指紋センサーをナビゲーションバーとして使用することで、わずかですがディスプレイの表示スペースを広く使うことができます。
親指の置きやすい前面に指紋センサーを搭載するとその分ディスプレイのサイズが小さくなるのですが、そのデメリットをカバーする工夫になっています。
指紋センサーの操作の基本は「右になぞる」(一つ前の画面)を覚えるだけなので、ぜひ活用してください。
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