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Android標準キーボードをカスタマイズ
Androidでは標準装備されているキーボードを、割と細かいところまで設定できるようになっています。
文字の配列や表示位置を変更したり、文字盤の背景に写真を表示することも可能です。
文字入力はスマートフォンの使い勝手に直結するので、色々設定を変更して試してみるのがおすすめです。
この記事ではAndroid標準キーボード「Gboard」の基本的な設定方法をまとめてみます。
※下記の内容はAndroid 10、Android 11で動作確認をしています。
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キーボードをGboardに変更
最近AndroidではGoogle日本語入力のサポートが終了したため、標準キーボードのGboardへの変更が推奨されています。
一部操作が異なるところがありますがほとんど同じ感覚で利用できるので、Google日本語入力を使っている方はGboardを試してみてください。
キーボードをGboardへ変更する場合は任意のアプリなどで文字入力画面を出し、右下のキーボードアイコンをタップすると変更できます。
※メーカーによっては初期設定されているキーボードがGboard以外の場合があります
Gboardが表示されない場合
キーボードアイコンをタップしたときに、選択できるキーボードの一覧にGboardが表示されない場合があります。
その場合はAndroidの本体の設定から以下の手順でGboardを有効にします。
- 「設定」->(システム)->「言語と入力」->(キーボード)「仮想キーボード」->「+キーボードを管理」
※Android11の場合 「設定」->(システム)->「言語と入力」->(キーボード「画面キーボード」->「+画面キーボードを管理」
キーボード一覧の中にある「Gbord」の項目をON(右側)にします。
キーボード設定の呼び出し方
キーボードの設定を変更(カスタマイズ)する場合は、本体の設定メニューまたはキーボード表示画面から設定画面を呼び出すことができます。
本体メニューからの呼び出し
- 「設定」->「システム」->「言語と入力」->(キーボード)「仮想キーボード」->「Gbord」->「設定」
※Android11の場合「画面キーボード」
設定アイコンからの呼び出し
キーボード上部に表示されている歯車アイコンからも、キーボードの設定が呼び出せます。
キーボードの追加と切り替え
キーボード設定の「言語」から、他の種類のキーボードを追加することができます。
設定メニューからキーボードの種類を選択
選択できるキーボード
複数のキーボードにチェックマークを入れると、キーボード上に切り替えボタン(地球儀のような形をしたマーク)が表示されるようになります。
ボタンをタップすることでキーボードの切り替えが行われ、複数のキーボードを切り替えて使うことが可能です。
パスワードや英文などを入力する際はQWERTYキーボードが便利です。
Godanキーボードはローマ字入力に特化したレイアウトになっています。
キーボードの背景を変更する
キーボードの背景に画像などを設定するには、キーボード設定の「テーマ」から設定を変更します。
背景画像にはスマホで撮影した写真なども設定できます。
テーマ
「キーボード設定」 -> 「テーマ」 -> 「マイテーマ」
画像選択画面が表示されるので、キーボードの背景にしたい画像を選択し、画像の切り取り位置や明るさを指定して「完了」をタップ。
最後に「キーの外枠」を表示させるかどうかを選択して「適用」をタップ。
キーボードの背景にスマホなどで撮った写真を設定すると、こんな感じで表示されます。
また標準で用意されている「カラー」「風景」といったテーマを壁紙にする場合も同じ手順になります。
メニューアイコンから
キーボード上部にメニューボタンを表示させている場合、「パレット」のアイコンをタップしてテーマ設定が呼び出せます。
キーボードの表示位置を左右にずらす
最近のスマホの大画面化に伴い片手で操作をしやすいよう、キーボードの表示位置を左右に寄せて表示させる設定があります。
自分の利き手などに合わせてキーボードの表示位置を左右にずらすことができます。
片手モード
[キーボード設定]->[設定]->(レイアウト)「片手モード」
オフ・右手モード・左手モードの3項目のなかから任意のものを選択。
片手モードを選択すると、通常キーボードの横に設定メニューが表示されます。
キーボードの表示位置を調整する場合は設定メニューの一番下「ななめ矢印アイコン」をタップ。
キーボードの位置のガイドが表示されるので、タップしたままスライドして表示位置を調整し右の「チェックマーク」をタップ。
文字入力の際に親指が届きにくい場合など、手の位置に合わせてキーボードの表示位置を移動させることができます。
自分の使いやすいようにカスタマイズ
上記以外にも「スライド入力の感度」や「キーの長押し時間」の調整項目があったり、結構細かいところまで設定できるようになっています。
キーボードの文字入力はスマホを使う上で使い勝手に直結する設定なので、できるだけ自分が使いやすいようにカスタマイズしてみてください。
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