将棋の超早指し「AbemaTVトーナメント」が長いけど楽しい
将棋が好きで地上波の中継もたまに視聴するのですが、最近ネットのAbemaTVで放送されている「第3回AbemaTVトーナメント」にハマって毎週視聴しています。
「AbemaTVトーナメント」ではチェスで採用されているフィッシャールールを用い、早指しに特化したルールで今までにないスピーディーな展開を楽しめるのが特徴です。
将棋の早指し戦だとNHK杯が有名ですが、AbemaTVトーナメントはそれよりも少ない持ち時間を設定。
終盤は一手を5秒以内で指す時計の叩き合いが多くみられ、手に汗握る展開と棋士の思考力の凄さ(瞬発力)を感じられる番組になっています。
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今年は団体戦
「AbemaTVトーナメント」は今年で3回目なのですが、個人戦から3対3の団体戦に大きくルールが変更されました。
いままではトーナメント参加者がある程度絞られており、やや同じようなメンバーでの対戦も見られていたのですが、今回は36名の棋士が参加しており組み合わせも多彩です。
チームのメンバーを決める際にトップ棋士によるドラフトも行われ、棋士の中での実力評価や交友関係なども垣間見れます。
普段の棋戦では見られない、棋士がチームで協力して戦う姿が見られるのも楽しいです。
ただし時間が長い
ただ将棋というゲームの性質上仕方ないのですが「AbemaTVトーナメント」一回あたりの放送時間はかなり長いです。
しかも今回は団体戦で、一番多い場合だと対局が最大9局行われます。
超早指しルールなので1局あたり約20分くらいですが、対局時間だけでも単純に3時間かかる計算です。
将棋なので何かをしながら見るというのは楽しさが半減するので、視聴の際はある程度画面に集中する必要があります。
将棋の好きな方だと大丈夫ですが、あまり将棋を見慣れていない方だと3時間を超える視聴はキツイかもしれません。
初回放送のあと約3日間は無料配信(ビデオ)も行われますが、期間を過ぎると視聴には会員登録が必要になります。
AbemaTVの視聴方法
AbemaTVはインターネットを利用した動画配信サービスで、放送中の番組はパソコンやスマートフォンから無料で視聴できます。
ビデオ機能では放送が終了した番組の再放送なども行っており、こちらも無料で利用できます。
ただしビデオ機能で配信されている有料コンテンツを視聴する場合は、会員登録が必要です。
※過去の第1回、第2回AbemaTVトーナメントの視聴は会員登録が必要です。
「第3回AbemaTVトーナメント」は土曜日の夜の放送で、放送の終了後の約3日間ビデオ機能で無料視聴できます。
期間終了後は視聴に会員登録が必要になります。
アプリリンク
[appbox appstore 1074866833]
[appbox googleplay tv.abema&hl=ja&gl=US]
棋聖への挑戦で注目が集まる
「第3回AbemaTVトーナメント」では今週末(2020年6月14日)から予選最終組の放送が予定されていて、今後は羽生善治九段や藤井聡太七段の登場予定。
6月初頭に藤井聡太七段が棋聖戦の最年少での挑戦者に決まり、AbemaTVトーナメントへの注目も集まっています。
3時間以上の番組をフルで視聴するのはややハードルが高いですが、放送終了後にビデオ配信もあるので、興味のある方はチェックしてみてください。
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