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LINEでセキュリティ強化のために変更した設定の備忘録
すこし昔の話になりますが、以前LINEの公式アカウントから次の内容のトークが約15分の間に連続で14通届きました。
14通はすべて同じ内容で、普段利用しているスマホではなく別の端末からアカウントへのログイン警告。
単純に機種変更などの初期設定で電話番号を間違っただけかもしれませんが、他人が私のアカウントにアクセスを試みたようでした。
トークによるとログイン自体は失敗していますがさすがに気持ち悪いので、パスワードの変更と改めてLINEのセキュリティ設定を見直しました。
そのとき変更した各種設定を備忘録として残してみます。
スマホにLINEをインストールするときや機種変更をして再設定が必要な際など、よかったら参考にしてください。
※古いバージョンのLINEアプリでは、各種設定がチェックマーク表示されているものがあります。
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LINEの設定画面
LINEの各種設定はアプリのホーム画面から変更が可能です。
アプリを起動して画面下部のボタンでホーム画面のタブに切り替え、画面右上にある「歯車アイコン」をタップすると各種設定画面が表示されます。
LINEの設定画面
改めて設定した項目
以下はログイン警告のトークを受け、改めてセキュリティ対策として設定を変更した項目の一覧です。
アカウントのログイン許可のチェックを外す
自分のスマホ以外(パソコンやタブレットなど)からLINEにログインできないように、ログイン許可の設定をオフにします。
- [設定]->[アカウント]から、ログイン・セキュリティの項目にある[ログイン許可]のスイッチをオフに切り替える
パスワードの再設定
LINEにログインする際のパスワードを再設定しました。
このパスワードは機種変更などでLINEアカウントを新しい端末に引継ぐとき、必要になるパスワードです。
- [設定]->[アカウント]から、基本情報の項目にある「パスワード」をタップし、端末ロックの解除してパスワードを変更。
元々変更していた設定
以下はLINEの初回インストール時に、セキュリティ強化のために設定を変更していた項目です。
IDによる友だち追加を許可しない
他のユーザーがこちらのIDを利用して、相手の友だちリストに追加することができないようにします。
- [設定]->[プライバシー管理]から、[IDによる友だち追加を許可]のスイッチをオフに切り替える
友だち以外からのメッセージ受信拒否
広告メールなど、友だちに登録した人以外からのメッセージを受信できないようにします。
- [設定]->[プライバシー管理]から、[メッセージ受信拒否]のスイッチをオンにする
友だち自動追加のオフ
電話帳データの電話番号を使ってLINEの友だちリストへ自動追加する機能を無効にします。
※自分の電話帳データからの友だち登録・他のユーザーが電話番号から友だち登録ができなくなるので、友だち登録する際はQRコードの読み取り機能などを使う必要があります。
- [設定]->[友だち]から、[友だち自動追加]・[友だちへの追加を許可]の項目をオフにする
スマホの置忘れ対策のための設定
自分のスマホを他人が勝手に操作して、LINEなどにアクセスするのを防ぐための設定項目です。
パスコードロックの設定
スマホのLINEアプリを起動するときにパスワードの入力を必須にします。(※スマホ本体のロック解除だけではアプリを起動できなくする)
ただしアプリ起動の度にパスワードの入力が必要になり、使い勝手が悪くなるので注意してください。
- [設定]->[プライバシー管理]->[パスコードロック]でパスコードを設定する
メッセージ通知の内容表示
トークなどメッセージを受信したときに表示される通知ポップアップに、トークの内容を表示させないようにします。
通知ポップアップはロック画面でも表示されるので、他人が誤ってメッセージの内容を見てしまうのを防げます。
- [設定]->[通知]から、[メッセージ内容を表示]のスイッチをオフに切り替える
パスワードは使い回さない
LINEアプリにはバーコード決済機能なども搭載され、どんどん利便性が高まっています。
ただ便利になっている分だけ、アカウントの乗っ取りなどには充分注意が必要です。
基本ですがパスワードの使いまわしなどはできるだけ避け、端末の顔認証や指紋認証なども上手く活用してください。
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