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3年振りのKindle Paperwhite
Amazonより同社の電子書籍リーダー最新モデル、Kindle Paperwhite(第10世代)の発表が行われました。
発売日は2018年11月7日で、価格は容量8Gの広告付Wi-Fiモデルで13,980円(税込)。
Paperwhiteシリーズとしては3年振りのリリースとなり、前2015年モデル(第7世代)から大幅に機能強化が行われています。
今回はKindle Paperwhite(第10世代)と前モデルのスペック比較、新モデルの特長や違いなどをまとめます。
主なスペックと第7世代との比較
今回発表されたKindle Paperwhite(第10世代)と前2015年モデル(第7世代)のスペックを比較します。
新Kindle Paperwhite(第10世代) | 2015年モデル(第7世代) | |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ |
解像度(ppi) | 300 ppi | 300 ppi |
内蔵ライト | あり-LED 5個 | あり-LED 4個 |
保存容量 | 約8GB | 約4GB |
電池持ち | 数週間
明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用 |
数週間 明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用 |
重量 | Wi-Fi : 182g
Wi-Fi + 無料4G : 191g |
Wi-Fi : 205g
Wi-Fi + 無料3G : 217g |
サイズ | 167 x 116 x 8.18 mm | 169 × 117 × 9.1 mm |
価格
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13,980円(税込)
容量8G、広告つき、Wi-Fiモデル |
14,280円(税込)
容量4G、広告つき、Wi-Fiモデル |
備考 | 容量8G、広告なし、Wi-Fiモデル 15,980円
容量32G、広告つき Wi-Fiモデル 15,980円 容量32G、広告なし Wi-Fiモデル 17,980円 容量32G、広告なし Wi-Fi + 無料4G 22,980円 |
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容量が増えて小型化
スペック的に前モデル(第7世代)から新モデルで大きく変わっているのが保存容量。4GBから倍の8GBに増えています。
あと本体重量が約20gほど軽量化されており、手持ち、持ち運びでの利用が前提の電子書籍リーダーでは大きなポイントです。
また内蔵LEDライト(フロントライト)も5個に増えており、薄暗い場所などでの読書時のディスプレイ視認性も強化されています。
ディスプレイサイズと解像度については据え置きになっており、前モデル(第7世代)と同等です。
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お風呂で使える防水機能
また今回の新Kindle Paperwhiteで一番大きい進化は、防水機能に対応したことです。
Amazonの電子書籍リーダーで上位モデルにあたるKindle Oasisと同等のIPX8等級の防水機能を搭載。
浴槽やプールなどに落とした場合でも、真水で洗い自然乾燥させることで復旧が可能になっています。
買い替えの魅力充分
今回の新Kindle Paperwhite(第10世代)は、2015年モデルから順当にスペックも進化しており、新規で電子書籍リーダーを買うなら普通に2018年モデルがおすすめ。
2015年モデルを持っていて買い替えを悩んでいる場合は、防水機能と保存容量が大きなポイントになります。
電子書籍リーダーは外で使うシーンも多く水没させても大丈夫なタフさは、それだけで買い替えもありです。
容量については文字だけの書籍なら前モデルの4GBでもあまり問題ありません。ただマンガなどを保存していくとはどうしても容量が必要になってきます。
kindleはクラウド上(ネット上)にAmazonで買ったコンテンツは無制限で保存できますが、ダウンロードする手間が必要に。
鞄からKindleを取り出してすぐ本を読み始めるような使い勝手の良さを求める場合、やはり本体の保存容量はすこしでも欲しいところです。
文字を読むことに特化したデバイスの利点
電子書籍リーダーの一番のメリットは使いやすさと目の疲れにくさ。
スマホと違い機能を絞る代わりに、電子書籍リーダーは文字を読むことを優先して設計されています。
バックライトでなくフロントライトであったり、反射の少ないディスプレイであったり、少しでも目が疲れない設計は、読書をするうえで非常に快適です。
普段スマホで電子書籍などを利用されていているかたも、ぜひ一度家電量販店などで電子書籍リーダーを触ってみてください。
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