D5500で同じ被写体をもう一度
一点の曇りのない私事で恐縮ですが、一眼レフカメラを買って約半年が経ちました。
カメラ購入直後のひたすら写真を撮りまくっていたハイテンション状態、ヤン・ウェンリーがたった半個艦隊でイゼルローン要塞を奪取した時の同盟市民のような熱狂状態(※銀河英雄伝説第7話「イゼルローン攻略!」参照)は脱しましたが、現在もわりと精力的に写真は撮り続けています。
三カ月前、自分の写真スキルアップを考え一度ブログに記事を書いたのですが、そこからさらに三カ月(購入から半年)が経過しました。
さらなる自身の写真上達に繋げるために、この時点でもう一度自分の写真の変化をみてみたいと思います。
まあ、たかだか一眼レフカメラ歴半年程度の素人写真ですので、生ぬるい感じでお付き合いください。
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撮影機材
- ニコン D5500
- AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR 2※
- AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR※
※ダブルズームキット同梱レンズ
流し撮りでスピード感を表現する(電車)
購入直後の撮影では電車がブレてしまったので、三カ月前のときは置きピン(フォーカスポイントを電車の通過地点に固定)とシャッタースピードを上げることで、ハッキリとピントが合った写真を目指しました。
今回は逆にシャッタースピードを落として電車のスピード感や動きが出るよう、流し撮りに挑戦してみました。
半年後
1/30 秒 f/10 55 mm ISO 100
すこし電車のピントが甘いですがプレートの文字がギリギリ読めるので、そこはオマケで。本当はシャッタースピードをもう少し遅くして背景を流したいんですが、そうするとブレまくって、なかなか綺麗にピントが合った写真が撮れませんでした。今後の課題です。
加えて流し撮りで電車の動きとカメラを同調させることにばかり気をとられて、構図をしっかり決めておらず、背景が緑だけで少し寂しい感じになってしまいました。
やっぱり流し撮りはカメラを振って撮影するため失敗の確率が上がり、どうしてもギャンブル的な要素がつきまとうので、本数が限られているようなレアな列車を撮る場合、素直に置きピンでの撮影のほうが確実だとあらためて気付かされました。
前ボケで明るい雰囲気を(鬼瓦)
有馬温泉のタンサン坂にある鬼瓦を撮影したものです。できるだけ近づくことで顔をアップにして鬼瓦の迫力を出したかったのと、背景ボケを狙った写真です。
当時はわりと上手く撮れたつもりだったんですが、改めてみると背景の道に並んだ看板がすこしうるさいですね。構図から道を外したほうが良かった気がします。
今回の撮影時には緑が生い茂っていたので、前ボケに利用して鬼瓦を撮影してみました。
半年後
1/50 秒 f/5.6 105 mm ISO 100
緑の前ボケがいい明るさ写ってくれました。
あと完全に偶然ですが、鬼瓦をど真ん中に配置することで以前の写真より道の看板が上手い具合に隠れてくれました。
背景にひとが写っているのも、これはこれでわりと雰囲気が出て自分では納得しています。
RAW現像でごまかす(ねね像)
最後はねね像を撮影しました。三カ月前の写真は背景ボケを狙い、望遠レンズを使ったウエストショットの写真で、自分の中ではわりと上手く撮れたと思っている写真です。
ねね像については、撮って出しの写真(撮影時の設定のまま無調整)とRAW現像後の写真を2枚。まずは無調整の写真から。
半年後
1/60 秒 f/5.6 34 mm ISO 100
改めてねね像を撮ってみたんですが、構図だけみると購入直後と同じような感じに。色味についてもちょっと明るすぎて、なんなら購入直後の写真のほうが上手く撮れているような気もしなくもない・・・。
写真の練習方法に、同じ被写体を設定値だけを変え何枚も撮るといった方法があるんですが、どうやらわたしのねね像を撮る引き出しは限界に近いようです。
さすがに半年経っても購入直後と同じような写真しか撮れないと思われるのは不本意なので、トールハンマー超RAW現像砲を発動します。
RAW現像後
とりあえずコントラストを思いっきり強くして、古いカメラで撮ったような雰囲気がでるよう現像してみました。色味がおかしい?知ってます。でも、そんなの関係ね(以下略)。
やや頭でっかちな写真に
本当は半年経ってそれなりに写真が成長している姿を確認し、書き終えたブログを読み返しながらドヤ顔の自己満足でワインをくゆらす予定だったんですが。
撮影に関して後悔のほうが多く、どちらかというとワイングラスを床に投げつけて割ると言ったほうが近い結果になってしまいました。「プロージット!」。
とりあえず写真に関する知識が増えていることだけは確かなので、その知識を写真に活かせるようしないといけないですね。次のときは自信を持って写真を紹介できるよう精進したいと思います。
いい写真が撮れなかったら、記事自体を書かないかもしれませんが・・・。
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