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ソフトバンクの新段階式プラン「ミニフィットプラン+」の内容・旧プランとの比較
ソフトバンクは2021年3月17日に新料金プラン「ミニフィットプラン+」のサービスを開始しました。
データ通信量によって料金が変化する段階式プラン「ミニフィットプラン」の内容を一部改定したもので、ほぼ同等のサービス内容を維持し全体的な料金の値下げを行っています。
旧ミニフィットプランを契約されている方なら料金プランを変更するだけで、月額料金が約1,000円から2,000円ほど安くなるのでおすすめです。
ただ新プランでは高速データ通信量が最大値が5GBから3GBに変更されているので、3GB以上利用する方の場合はチャージの手間が必要になる点は注意してください。
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ミニフィットプラン+での変更点
ソフトバンクの「ミニフィットプラン」と新プラン「ミニフィットプラン+」のサービス内容は以下のとおりです。
ミニフィットプランとミニフィットプラン+の比較
ミニフィットプラン | ミニフィットプラン+ | |
月額料金 | 1GBまで 4,378円 | 1GBまで 3,278円 |
2GBまで 6,578円 | 2GBまで 4,378円 | |
‐ | 3GBまで 5,478円 | |
5GBまで 8,220円 | ‐ | |
超過後の通信速度 | 最大128kbps | |
データ繰越 | なし | |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション | かけ放題(定額オプション+) 月額 1,980円・5分かけ放題(準定額オプション+) 月額 880円 | |
割引など |
|
ミニフィットプラン+では高速データ通信量の最大値が3GBに変更されました。
使ったデータ通信量に応じて料金が変わる段階式プランなので利用者によってことなりますが、旧プランと比較してだいたい約1,000円から2,000円程度安くなります。
ただし高速データ通信量の上限が最大3GBに変更されており、それ以上利用する場合は1GB/1,100円または0.5GB/605円で追加購入(チャージ)が必要です。
5GBまで使った場合の比較
ミニフィットプラン+で5GB利用するケースを考えた場合、5,478円(基本料金3GBまで)+2,200円(チャージ2GB分)で合計7,678円になります。
旧プランで5GBまで使ったときの基本料金が8,220円なので、その場合も新プランのほうが550円安くなります。
ただしデータチャージの申込が必要になります。
ワイモバイルのシンプルSとの比較
ソフトバンクショップでのサポートは受けられなくなりますが、データ通信量が少ない方であればサブブランドのワイモバイル「シンプルS」プランという選択もあります。
ミニフィットプランとシンプルSの比較
ソフトバンク | ワイモバイル | |
ミニフィットプラン+ | シンプルS | |
月額料金 |
|
2,178円 |
高速通信のデータ容量 | 3GB | |
超過後の通信速度 | 最大128kbps | 最大300Kbps |
データ繰越 | なし | |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション | かけ放題 月額 1,980円・5分かけ放題(準定額オプション+) 月額 880円 | かけ放題 月額 1,870円・10分かけ放題 月額 770円 |
割引など |
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光セット割引または家族割引(2回線目以降)で月額1,080円引き |
月額料金はワイモバイルのほうがかなり低く、ミニフィットプラン+よりもさらに月額で約1,000円から3,000円ほど安く運用可能です。
ただ街の店舗数はソフトバンクショップに比べるとワイモバイルショップは少ないので、サポート体制は少し弱くなります。
またソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える場合は、SIMカードの発行手続き・端末のSIMロック解除などが必要になってくるので、料金プラン変更に比べると手続きなどが若干手間です。
ショップでの手厚いサポート
今春から開始された3大キャリアのオンライン専用プランなど、携帯電話料金は低廉化の流れが進んでいます。
その中で使ったデータ通信量によって料金が変化する段階式プランの料金はすこし高めです。
ただオンライン専用プランと違い、街のショップですべての手続きができる利便性・トラブルが発生したときに端末を持ち込めばなんとかしてくれるサポート体制の厚さがメリットになります。
各種割引(家族割引・光回線割引など)や関連するスマホ決済サービスでの優遇などの利点もあるので、プラン変更や乗り換えなどは総合的に判断してください。
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