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3大キャリアでの携帯電話料金(スマホ)の見直し方
携帯電話(スマホ)本体の代金と通信料金の分離が義務付けられたことにより、3大キャリアの料金プランは以前より比較的シンプルになりました。
高額な本体の代金と通信料金が分離されたことにより、2年契約時(通信)の中途解約金も1,000円まで引き下げられています。
以前だと携帯用金の見直しには街のショップまで出向いて相談する必要がありましたが、個人でも容易に検討ができるようになりました。
この記事では携帯電話料金プランの見直しをする際のポイントとなるところを紹介します。
利用状況の把握
携帯電話の料金プランを見直すには、まず自分が月にどれくらいの音声通話とデータ通信を行っているかを調べます。
自分に必要な通話時間やデータ容量さえ把握すれば、料金プランの選択はわりと簡単です。
通話時間
通話時間に関しては「月でトータルの通話時間」と「一回あたりの通話時間が5分以内かどうか」がポイントになります。
ここでいう通話はあくまで通常の音声通話に関してだけです。LINEやskypeなどSNSの無料通話は含みません。
今のプランで音声通話のかけ放題を契約していない方なら、一か月あたりの音声通話料金を調べると比較しやすいです。
詳細な通話時間を調べたい場合は、各通信事業社で用意されている契約者の個人ページ(My docomo、My au、My SoftBankなど)で確認できます。
データ通信量
データ通信量に関しても契約者の個人ページで調べることができますが、スマートフォン本体でも確認できます。
スマホでデータ通信量の確認方法
- Androidの場合 [設定]->[ネットワークとインターネット]->[データ使用量]
- iPhoneの場合 [設定]->[モバイル通信] モバイルデータ通信の「現在までの合計」
※ただしiPhoneの場合は今までの累計情報なので、画面下部にある「統計情報のリセット」を実行して1か月経過させる必要があります。
ここでいうデータ通信量は携帯電話回線(モバイル)を使用した通信で、家のWi-Fi環境などは含みません。
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音声通話プランとデータ通信プランの組み合わせ
現在の携帯電話の料金プランは、基本的に「音声通話プラン」と「データ通信プラン」の組み合わせになっています。
一か月の音声通話時間、データ通信量利用状況に合わせて必要なプランを選びます。
音声通話プラン
スマートフォンでの音声通話料金は各社一律で30秒20円になっています。
3大キャリアだとかけ放題オプションが約1,700円なので、一か月の音声通話料金が1,700円を超えているのであればオプション契約のほうがお得になります。
また一回あたりの通話時間が短い場合は、5分以内のかけ放題だと月額約700円で利用できます。
LINEやskypeなどのSNSの音声通話がメインならば、オプション契約は不要です。
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データ通信プラン
3大キャリアだとデータ通信プランは、使ったデータ量によって料金が上がっていく段階式プランか大容量プランの2択になります。
選び方としては段階式プランの上限までデータ通信量を使用してしまうユーザーなら、大容量プランの契約を検討するといった感じです。
近年UQやワイモバイル、格安SIMといった低価格を売りにしたSIMが増えたこともあり、3大キャリアでは差別化の意味もあって大容量プランが優遇されている傾向があります。
自分の利用環境でWi-Fi環境などがなくデータ通信量を節約できる手段が限られている場合なら、3大キャリアの大容量プランも有用です。
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節約なら2台持ちも有用
上記は利用状況に応じて携帯電話料金プランを選ぶ手順です。
ここからさらに料金を下げることを考える場合は、音声通話はできるだけSNSの無料通話を利用したり、Wi-Fiなどを利用してデータ通信量を下げる必要があります。
また2台持ちになってしまいますが、余っているスマホでUQやワイモバイル、格安SIMなどをもう一台契約することも有用です。
ただ3大キャリアと違い、街のショップなどサポート体制などがあまり充実していない点は注意してください。
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