車上荒らしを300件
千葉県警いすみ署は14日、サーファーや釣り客を狙って車上荒らしを繰り返していた男ら3人の送致を行い捜査の終了を発表しました。
男らは窃盗と窃盗未遂の疑いなどで有罪判決を受けています。被害は全部で約300件にもおよび、被害は総額で約1300万円にまで上りました。
サーファーが使う4桁の数字を類推して
3人は一2013年3月から2014年の5月にかけ、房総半島方面を中心に車上荒らしを繰り返しました。彼らのターゲットはサーファーと釣り客。
両方とも一旦車を離れると再び戻ってくるまで時間が掛かることを見越し、被害者らが車を離れるのを見届け、窓ガラスを割ったり鍵をドライバーでこじ開けて金品を盗み出したていました。
また被害額が膨れた要因として、サーファーがキャッシュカードで使用している4桁の暗証番号が類推しやすかったことが上げられます。
サーファーの多くがキャッシュカードなどの暗証番号を「1173」(いい波)と設定していることを目を付け、多額の現金を引き出したことが捜査で確認されています。
語呂合わせは危険です
ちょっと信じられませんが、嘘みたいな本当の話です。しかし現実は意外とこんなものなのかもしれません。
「暗証番号は他人が解からないものを」との啓蒙活動も、自分は関係ないと思ってる人の多いことが覗えます。
インターネットを利用していると、どんどんIDとパスワードが増え管理が面倒になるのはよくある話です。
かと言って簡易なパスワードでは不安があります。ですがセキュリティを考える上でパスワードに生年月日や語呂合わせは絶対に避けるべきです。
今は無料のパスワード管理ソフトなどもあるので、導入してみるのも一つの方法でしょう。とにかく簡単に他人が思いつくパスワードは避けましょう。
それだけで被害に会う確率が一気に下がります。
世界で一番使われている4桁の数字のパスワード
ちなみに一番使われている4桁の数字のパスワードは「1234」です。10人に1人が使っている大人気のパスワードです。
当然ハッカーや犯罪者などにも人気で、最も狙われているパスワードです。使っている方は今すぐに変更しましょう。
ちなみに2位は「1111」です。他のゾロ目も特に人気です。意外と他人が類推しにくい4桁のパスワードを設定するのは難しいのかもしれませんね。