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スマホで撮った写真の背景をぼかす
スマートフォンのカメラの性能は年々上がっていますが、どうしても本体サイズに制限があるため搭載するカメラレンズのサイズに限界があり、一眼レフなどで撮った写真によく見られる背景をぼかした写真を撮るのは苦手な分野になります。
新しいiphoneなどではデュアルレンズを採用し2つレンズを搭載したり、撮った写真にデジタル処理を施すことで、自然な背景ボケが得られる工夫などもされています。
ただそういった最新のスマートフォンでなくても、写真加工アプリを使うことで簡単に背景をぼかす処理が可能です。
今回はGoogleが提供している無料の写真加工アプリ「Snapseed」を使った背景のぼかし方の手順をまとめてみます。
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定番の写真加工アプリSnapseed
Snapseedはgoogleが提供する無料の写真加工アプリで、iPhone、androidどちらのスマートフォンでも利用可能。初心者でも簡単な操作で写真の加工ができる定番のアプリです。
アプリリンク
[appbox appstore 439438619]
[appbox googleplay com.niksoftware.snapseed&hl=ja&gl=US]
ツールを使った背景のぼかし方
実際にスマートフォンで撮影した写真を使った作業例です。手のひらくらいの大きさのたぬきの人形を丸太の上に乗せて撮影しました。
背景をぼかすことを意識して、人形の後ろには壁がない状況で被写体と背景の距離が離れるように撮影しています。
元画像
背景をぼかしたい写真を開く
まずはアプリを起動し、背景をぼかしたい写真を選択して画像ファイルを開きます。
画面下部の「ツール」の項目をタップするとツールアイコンの一覧メニューが表示されるので、項目のなかから「レンズぼかし」をタップ。
中央の円を被写体に合わせる
写真の中央に2重の円が表示されます。一番内側の円のなかは全く画像にぼかし処理がかからない場所になります。
ピンチ操作(2本指で拡大、縮小)で円の大きさを調整し、なるべくメインの被写体にぴったり合わせてやります。
次に画面下の真ん中にあるアイコンをタップ。円の中心から外に向かってのボケの変化具合を調整する「変化の緩やかさ」の項目を選択。
普通は距離が離れるに連れてぼけ具合を大きくしていくと自然な感じに仕上がるのですが、この写真の場合、人形の背景がいきなり一気に離れている状況なので、左スワイプで値を「0」にしてやります。
最後に同じメニューのなかにある「ぼかしの強さ」のタップ。左右スワイプで値を変え、好みのぼけ具合に調整してやります。
右上のアイコンで加工前の写真と比較しながら、全ての調整が終わったら右下のチェックマークをタップ。最後に「エクスポート」の項目から画像を保存。
元画像とSnapseedで加工後の比較
元の写真とSnapseedで加工後の写真を並べて比較するとこんな感じです。
加工前
加工後
下の丸太までぼけてしまうのが難点ですが、メインの被写体にだけピントが合うことで、周囲から浮かび上がらせる効果が出ます。
作業自体は初心者のかたでも3分もかからない簡単なものなので、興味のある方はぜひ使ってみてください。
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