シャープAQUOS sense5GとGoogle Pixel 4a (5G)のスペック比較

シャープ公式サイトより

スポンサーリンク

シャープAQUOS sense5GとGoogle Pixel 4a (5G)のスペック比較

シャープの5G対応スマートフォンAQUOS sense5Gの発売日が、ドコモ(2021年2月12日)とソフトバンク(2021年2月10日)から発表されました。

※ドコモオンラインショップでは限定カラーを2月5日から先行販売

シャープの人気シリーズAQUOS senseの5G対応端末で、「5G時代の必要十分」のコンセプトどおりコストパフォーマンスの高い端末になっています。

今後auでも発売が予定されており、ミドルスペックの5G対応端末を購入する際に基準となってくる端末のひとつです。

※auでもAQUOS sense5Gを2021年2月10日より発売することが発表されました。

関連記事

3大キャリアが提供している大容量通信プランの比較。月額料金、データ通信量、テザリング機能。各種割引を適用後の基本料金。

主なスペック

5G対応のミドルスペック端末としては、昨年末にGoogle Pixel 4a (5G)が先行して販売されています。

AQUOS sense5GとGoogle Pixel 4a (5G)の主な基本性能は以下のとおりです。

AQUOS sense5G Google Pixel 4a (5G)
初期OS Android 11
CPU Snapdragon 690 5G Snapdragon 765G
メモリ(RAM) 4GB 6GB
保存容量(ROM) 64GB 128GB
ディスプレイ 5.8インチ(液晶) 6.2インチ(有機EL)
解像度 FHD+(2280×1080) FHD+(2340×1080)
バッテリー容量 4,570mAh 3,885mAh
5G通信 sub6対応・ミリ波非対応 sub6対応・ミリ波非対応
本体サイズ 約148×71× 8.9mm 153×74×8.2mm
重さ 約178g 168g
カメラ 背面1:1200万画素(f/2.0)広角

背面2:1200万画素(f/2.4)超広角

背面3:800万画素(f/2.4)望遠

前面:800万画素(f/2.0)

背面1:1220万画素(f/1.7)

背面2:1600万画素(f/2.2)※広角

前面:800万画素(f/2.0)

その他

FeliCa(おサイフケータイ)対応

USB Type-C

3.5mmイヤホンジャック搭載

指紋認証あり

価格 39,600 円(税込)※ドコモ 60,500円(税込)※Googleストア

基本性能はPixel 4a (5G)が若干上

AQUOS sense5Gに採用されているCPUはSnapdragon 690 5G。

2019年末に発売されたミドルレンジのAQUOS sense3と比較して処理性能が約2.4倍と5G対応の高性能な端末です。

メモリ(RAM)も4GB搭載しており、普段使いには全く問題のない充分な性能を備えています。

ただSnapdragon 690 5GとSnapdragon 765Gを比較した場合、765Gのほうがベンチマークで若干高いスコアが出ているCPUです。

Google Pixel 4a (5G)はメモリ(RAM)も6GB搭載しており保存容量(ROM)も128GBと多く、基本性能は全体的にPixelのほうが上になります。

プロセスサイズと性能

Snapdragon 765Gがプロセスサイズ7nm(ナノメートル)に対しSnapdragon 690 5Gは8nm(ナノメートル)。

一般的にプロセスサイズが小さいほど微細な回路が作成できるので、CPUの演算能力が高くなる傾向があります。

高いコストパフォーマンスと大容量バッテリー

ただAQUOS sense5Gは本体価格がかなり抑えられており(ドコモの場合39,600 円)、Google Pixel 4a (5G)より定価で約2万円ほど安くなっています。

バッテリー容量も4,570mAhと大容量で、省エネIGZOディスプレイと合わせた電池持ちの良さも売りです。

また背面カメラもレンズを三つ(広角、超広角、望遠)搭載し、順当にカメラ機能も強化されています。

あと特徴的な機能としては自宅でテザリングを自動的にONする「テザリングオート」があり、携帯電話を自宅で固定回線代わりに利用される方などには便利な機能です。

必要十分な5G対応端末

AQUOS sense5Gは普段使いには全く問題のない性能を備えており価格も安く、Google Pixel 4a (5G)と並び5G対応端末の選択肢としてかなりおすすめの機種です。

ただ端末が5Gに対応していても現状はエリアが限られており、各キャリアのエリア(特にsub6)がどの程度拡がってくるかが課題になります。

今は4Gから5Gへの過渡期で機種選びが難しいですが、機種変更のタイミングを迎えている方など選択肢のひとつとしてチェックしてみてください。

関連記事

大手キャリアが取り扱う5Gスマートフォンの「ミリ波」への対応状況。キャリアで取り扱う5G端末の一覧。4G周波数を5Gに転用した場合のメリット、デメリット。
スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク