サブ回線にpovoを追加してデータ使い放題(24時間)を利用する

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サブ回線にpovoを追加してデータ使い放題(24時間)を利用する

最近のスマートフォンはSIMカードを2枚挿せる(デュアルSIM対応)端末が多く、メイン回線に加えサブ回線を利用することが比較的簡単にできるようになりました。

データ通信費の節約・二つ目の電話番号取得・メイン回線が障害発生時のバックアップ用など、目的に合わせて回線を追加することができます。

特にauのオンライン専用プラン「povo(ポヴォ)」は基本料金が0円なので維持費がほとんどかからず、「データ使い放題(24時間) 330円」のサービスは一時的にデータ通信量が増えるときなど便利です。

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空きスロットと対応周波数帯

povoをサブ回線として契約を検討する際、まず以下の項目を確認します。

  • スマホのSIMカードを挿せる枚数・種類
  • povo公式サイトにある対応端末(動作確認端末)の一覧

端末が使用できるSIMカードの枚数・物理スロット/eSIMなどの種類は、スマホメーカーの公式サイトにあるスペック表の「SIMカード」の欄に記載されています。

また現在のSIM・eSIMの使用状況(メイン回線で使用しているSIMカードの種類など)は、スマホ本体の設定から確認可能です。

※iPhone [設定]->[モバイル通信]->SIM

※Android [設定]->[ネットワークとインターネット]->[SIMカード]

多いのはメイン回線で物理SIMスロットを使用しているケースで、追加できるSIMカードの種類が限られる(eSIMのみ追加可)ときがあるので注意してください。

povo(au回線)にスマホが対応しているかどうかは、スペック表の対応周波数帯(バンド)からも確認できます。

ただ周波数帯(バンド)に関してはスペック表の情報だけだと少しわかりにくいので、povoの公式サイト対応端末(動作確認端末)一覧をみるのが簡単で確実です。

※iPhoneやPixelシリーズなど対応周波数帯が多くpovoに対応している端末が多いですが、通信会社(ドコモ・au・ソフトバンク)で販売されている一部のAndroidスマートフォン(専売モデル)や海外モデルの端末だと、他社のプラチナバンド(メインとなる4G周波数帯)に対応していないケースがあります。

大手キャリアの利用する主な周波数帯

総務省公式サイトより

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スマートフォンの対応周波数帯(バンド)の見方。通信会社が利用している周波数帯の一覧。iPhoneやPixelの対応周波数帯。

povo2.0のサービス内容

povo2.0の主なサービス内容は次のとおりです。

povo2.0の主なサービス内容

povo2.0
エリア auエリア
受付・手続き オンライン限定
SIM eSIMサービスあり
月額料金 0円(チケット購入式)
高速通信のデータ容量 0GB※
※データトッピングを購入
超過後の通信速度 最大128kbps
データ繰越 なし(有効期限式)
データチャージ トッピングで追加
音声通話 22円/30秒
音声通話オプション 5分かけ放題 月額 550円・かけ放題 月額 1,650円
1日使い放題オプション データ使い放題 24時間 330円/24時間
コンテンツオプション DAZN(7日間)1,145円

povo2.0はau回線を利用したオンライン専用プランで、必要なサービスはその都度チケット(トッピング)を購入する形式になっています。

基本料金は0円に設定されておりユーザーが必要に応じて自分でプランを組み立てることができる点が最大の特徴です。

全くサービスを利用しない月は料金が発生しない(維持費が必要ない)ので、サブ回線としても使いやすくなっています。

※ただし回線を維持するのに、過去180日間に一度はトッピングの購入などが必要になります。

データトッピング

月々のデータ通信量に関してもチケット(トッピング)を購入して利用します。

「データ使い放題(24時間) 330円」は他社では見られないサービスで、休暇中など短期間だけデータ通信量が増える(必要になる)場合などはかなり便利です。

povo2.0のデータトッピング料金一覧

povo2.0(ポヴォ2.0)のデータトッピング

データトッピング 有効期限 料金
データ使い放題 24時間 330円
1GB追加 7日間 390円
3GB追加 30日間 990円
20GB追加 30日間 2,700円
60GB追加 90日間 6,490円
300GB追加 90日間 9,834円
データ使い放題(7日間)×12回 160日間 9,834円
150GB追加 180日間 12,980円

ただし一か月単位での計算ではなく有効期限式になっており、各サービス(容量)毎に期限が異なっている点は注意してください。

データ通信にサブ回線を指定

メイン回線とサブ回線の二つのSIMカードが利用できる場合、データ通信の際にどちらの回線(メイン・サブ)を利用するか指定する必要があります。

iPhone

  • [設定]->[モバイル通信]->[モバイルデータ通信]

Android

  • [設定]->[ネットワークとインターネット]->[モバイルネットワーク]※

※メーカーによって一部異なる場合があります。

メイン回線は音声通話メインで、データ通信は割安なpovoのデータ通信量を利用するといった使い方が可能です。

iPhoneの設定画面

サブ回線として使いやすいpovo

povoは基本的に0円運用が可能ですが、回線を維持するためには180日間に一度トッピングを購入する(または通話・SMSなどで660円以上利用する)必要があります。

ただ契約時に事務手数料はかからず安価なトッピングもあるので、月々の維持費を意識する必要はほとんど必要ありません。

対面サポートが無い点には注意が必要ですが、メインブランド(au)に比べて料金は割安になっており、使い勝手の良い独自サービス(トッピング)も多いのでチェックしてみてください。

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