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日本テレビが「世界一受けたい授業」で紹介したスマホの操作を控えるよう注意喚起
日本テレビは2020年6月27日放送の「世界一受けたい授業」番組内で紹介した「スマートフォンのSIMカードロック」の操作に関し、操作に失敗すると一時的に使用できなくなるおそれがあるとして、公式サイトで注意喚起を発表しています。
番組内で紹介されていた操作を試して、スマートフォンの使用ができなくなってしまうトラブルが発生しているので注意してください。
日本テレビ公式サイトで発表された注意喚起
6月27日の放送で、デジタル犯罪対策の1つとしてご紹介した「スマートフォンのSIMカードロック」の説明に関して分かりづらい点がありました。
ご紹介した方法には携帯電話会社ごとに異なる操作がありますので、手順を確認出来ない場合は、操作を控えて頂くようお願い申し上げます。
誤ったPINコードを入力し続けるとSIMカードにロックがかかり、一時的に使用出来なくなるおそれがあります。
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SIMカードに暗証番号を設定する機能(PINコード)
番組内で紹介されていたのは「PINコード」という機能で、SIMカード自体に暗証番号(PINコード)を設定する機能です。
別のスマートフォンにSIMカードを差し替えたときや電源を入れるときに暗証番号の入力を求めることで、本人確認を行うことができます。
SIMカードの悪用を防ぐための機能で、PINコードの入力を求められたときに3回間違うとSIMカードにロックがかかって一時的に電話の発信・着信、各種通信機能の操作ができなくなります。(※PINロック状態)
トラブルの原因
今回発生しているトラブルの多くは、はじめてPINコードを設定する時に求められる初期PINコードの入力ミスが原因だと思われます。
初期PINコードは各携帯電話によって値が決まっており、ユーザーなどが任意で設定している暗証番号とは異なります。
初期PINコードの入力も3回失敗すると、SIMカードにPINロックがかかるので注意してください。
SIMカードのPINロック状態を解除するには、別途「PINロック解除コード(PUKコード)」の入力が必要になります。
解除コードは各携帯電話会社に問い合わせるか、Webなどで契約内容の確認ができるマイページなどからも確認可能です。
ただし10回失敗するとSIMカードが完全にロックされた状態になり、SIMカードの再発行(有料)が必要になるので注意してください。
PINロックがかかってしまったらショップへ行くのが無難
PINコードの入力ミスでPINロック状態になっても、「PINロック解除コード(PUKコード)」さえわかれば自分で解除することも可能です。
ただしコードの入力に10回失敗するとSIMカード再発行の手続きが必要になるので、PINロックがかかってしまった時点でショップへ持ち込んで解除してもらうほうが安心です。
PINコードは良くも悪くも強力なロック機能なので、使用する場合はPINコードの管理など細心の注意を払って利用してください。
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