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オンライン専用プラン・格安SIM(MVNO)などでスマホを2台持ちするメリット・デメリット
携帯電話料金の低廉化の流れを受け、オンライン専用プラン・格安SIM(MVNO)などでは音声通話機能付きで月額1,000円を切る料金プランが登場しました。
また格安SIM(MVNO)だとセットでスマートフォンを安く購入できることもあり、メインの端末に加えサブ機として2台持ちされる方も増えています。
もう一回線契約することで支払が二つになり端末管理の手間なども若干増えてしまうのですが、故障などトラブル時の予備端末として活用できる点や2台併用によって端末が長持ちする(電池の劣化を軽減)など利点も多いです。
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月額1,000円以下の料金プラン
大手キャリア(MVO)では今春からオンライン専用プランが開始され、auとソフトバンクでは月額1,000円以下で利用できるpovo2.0、LINEMO(ミニプラン)などが人気です。
※povo2.0 3GB 30日間 990円(有効期限式)・LINEMO(ミニプラン)3GB 月額990円
また多くの格安SIM(MVNO)でも料金改定が行われ、音声通話機能付きSIMの月額料金は全体的にかなり下がっています。
格安SIM(MVNO)音声通話機能付きプランの月額料金の比較
mineo | OCN | IIJmio | BIGLOBE | |
1GB | 1,298円 | 770円 | ー | 1,078円 |
2GB | ー | ー | 858円 | ー |
3GB | ー | 990円 | ー | 1,320円 |
4GB | ー | ー | 1,078円 | ー |
5GB | 1,518円 | ー | ー | ー |
6GB | ー | 1,320円 | ー | 1,870円 |
格安SIM(MVNO)ではSIM契約とセットで端末の割引販売なども実施しており、機種によっては実質負担0円のスマートフォンなどもあります。
2台持ちの主なメリット
スマートフォンを2台持ちするメリットは次のようなものがあります。
- 2つの電話番号を利用できる
- 別の会社の料金プランを組み合わせて利用できる
- バッテリー切れ・故障などのリスク軽減
- 併用で充電回数が減ることによる端末(充電池)の長寿命化
端末と電話番号が2つあることで1つは仕事用に充電が切れないよう受話専用端末にしたり、プライベート専用のSNSアカウントを作成したりと使い方の幅が拡がります。
他社の料金プランを試してみたいときなどもサブの端末(電話番号)があれば乗り換え(MVNO)がしやすいのも利点です。
またオンライン専用プランだと基本的に街のショップ(対面サポート)が利用できないので、2台持つことで故障などトラブル時の備えにもなります。
1台あたりの充電回数も減るので電池の消耗も軽減され、結果的にスマートフォンを長持ちさせるのにも繋がります。
料金負担などのデメリット
一方で2台持ちにすることで以下のようなデメリットもあります。
- 月額料金(固定費)の負担増加
- スマホのメンテナンス(環境設定・充電など)の手間が増える
- 写真や動画などデータ管理の複雑化
- 持ち運ぶ場合に荷物が増える
オンライン専用プランや格安SIM(MVNO)の月額料金は比較的安いですが、単純に月々の支払い(固定費)が二つに増えます。
スマートフォンの初期設定や充電などの手間も2台分です。
データ管理についてはアカウントを共有(※クラウドサービスなどでオンライン上に保存)することである程度軽減できますが、若干複雑になるのは否めません。
また最近はデュアルSIM対応機種も増えており、持ち運びを重視される方なら2台持ちではなくSIMカードを2枚挿して利用する方法もあります。
対面サポートが無い分、料金が割安
オンライン専用プラン・格安SIM(MVNO)は街のショップなどでの手厚い対面サポートが無い代わりに、割安な料金で利用できます。
格安SIM(MVNO)も大手キャリアから回線を借りて運用しているので、エリア(繋がりやすさ)などは大手キャリアと同じです。
※ただし混雑時間帯などにデータ通信速度が低下する可能性はあります。
データ通信量を一番少ないプランにすれば基本料金も安く、補償サービスに加入する代わり2台目を契約するといった利用方法も有用なので、興味のある方は検討してみてください。
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