格安SIM（MVNO）でアプリ不要の音声通話かけ放題プラン

格安SIM（MVNO）でアプリ不要の音声通話かけ放題プラン

以前から格安SIM（MVNO）サービスを利用する際の注意点として、音声通話を利用する際に専用アプリから発信しないと料金が割高になるといった問題があります。

スマートフォンの通知機能で表示される着信履歴から直接コールバックして、通常の音声通話料金（22円/30秒）が発生してしまったというのはよく聞くトラブルです。

ただ最近は格安SIM（MVNO）サービスでもアプリ不要の音声通話かけ放題サービスがいくつか出てきています。

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日本通信とJCOMモバイルのかけ放題オプション

格安SIM（MVNO）サービスで専用アプリ不要の音声通話かけ放題オプションを提供しているところは日本通信・JCOMモバイル・OCN モバイル ONEの3社が有名です。

※HISモバイルはHISと日本通信の合弁会社で、日本通信と同等のサービスが提供されています。

日本通信とOCN モバイル ONEは完全かけ放題、JCOMモバイルは60分までかけ放題のオプションサービスを提供しています。

OCN・日本通信・JCOMモバイルのかけ放題サービスと月額料金（税込）

月額料金の比較

日本通信は高速データ通信量3GBと音声通話かけ放題がセットになった月額2,728円のワンプランになります。

JCOMモバイル・OCN モバイル ONEに関してはデータ通信量に応じて基本プランを選び、オプションでかけ放題を付ける形です。

データ通信量が一番少ない1GBのプランの場合で計算すると、JCOMモバイルが2,728円（60分かけ放題）、OCN モバイル ONEが2,200円（完全かけ放題）になります。

プレフィックス番号の自動付与が始まる

３大キャリアは格安SIM（MVNO）に対しプレフィックス番号の自動付与サービスの提供を開始しました。

OCN モバイル ONEの割引通話サービス「OCNでんわ」は他社に先駆けてこの仕組みを導入し、従来のかけ放題プランを専用アプリ不要にして使い勝手を向上させています。

今後は他の格安SIM（MVNO）サービスでも導入が予想されており、アプリ不要の通話割引サービスが増えてきそうです。

音声通話がメインでも

これまでは音声通話かけ放題の利用を考えた場合、使い勝手の面で3大キャリア、サブブランドの料金プランにかけ放題オプションを付けるのが一般的でした。

ただ今後はOCN モバイル ONEのように格安SIM（MVNO）でもアプリ不要のかけ放題サービスが増えることが見込まれており、音声通話がメインの利用者にも有用な選択肢になりそうです。

混雑時間帯にデータ通信速度が落ちる傾向があることと対面サポートが無い点をクリアできればかなり安く運用可能なので、携帯料金の見直しを検討する際には候補として検討してみてください。

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