iPhoneでデュアルSIM利用時に緊急機関(110/118/119)へ発信できない不具合

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iPhoneでデュアルSIM利用時に緊急機関(110/118/119)へ発信できない不具合

iPhoneでデュアルSIM機能を利用時に、組み合わせによって緊急機関への発信ができない不具合が発生していることを、ドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルより発表されました。

音声通話機能がないデータ通信専用SIMを「モバイルデータ通信」に設定した場合に、緊急機関(110/118/119)への発信ができなくなるとのことです。

不具合はiPhoneのデュアルSIM(eSIM)対応機種すべてで発生しており、「モバイルデータ通信」に音声通話機能があるSIMを設定することで発信が可能になります。

※現時点でAndroid端末では同不具合は発生していません。

※2021年12月16日追記 iOS15.2において上記の不具合は改修されました。可能な限り15.2へのバージョンアップをおすすめします。

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不具合の概要

iPhoneで発生している不具合の概要は次のとおりです。

条件

  • デュアルSIM(SIMカードとeSIM)機能を利用
  • 「モバイルデータ通信」にデータ通信専用SIM(音声通話機能がないSIM)を設定

不具合内容

  • 緊急機関(110/118/119)への発信が不可

回避方法

「モバイルデータ通信」に音声通話可能なSIMを設定

不具合が確認されている機種

iPhone 12 Pro・iPhone 12・iPhone 12 Pro Max・iPhone 12 mini・iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro Max・iPhone 11・iPhone XS Max・iPhone XS・iPhone XR・iPhone SE(第2世代)

データ通信専用SIMを利用されている方は注意

不具合は「モバイルデータ通信」に音声通話可能なSIMを設定することで回避できます。

少し面倒ですが改修されるまでは、データ通信専用SIMを利用するときだけ設定を切り替える使い方がおすすめです。

緊急機関(110/118/119)へ発信する機会はそれほど多くありませんが、データ通信専用SIMを利用されている方は注意してください。

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