予算3万円以下でのInstagram用のコンデジ選び

スポンサーリンク

スマホと別にカメラを持つメリット

Instagramの爆発的な普及で写真への関心が高まり、デジタルカメラ全体(主に高級機)の売上が伸びました。

それに並行してスマートフォンのカメラの高性能化が進んでいます。

そのあおりを受け、売上が下がってしまったのが低価格帯のコンデジですが、コストパフォーマンスの良さ、利便性の高さがあり、個人的にはおすすめです。

今回は予算3万円以下でInstagramなどSNS用途を想定して、おすすめのコンデジを紹介します。

関連記事

コンデジでも背景はボケる 写真撮影のテクニックとして、背景をぼかすという方法があります。 メインとなる被写体にだけピントを合わせ...

コンデジを勧める理由

普段常に持ち歩いているスマホとは別に、カメラをひとつ持ち歩くのは少し不便ですが、コンデジを別に持つことで以下のメリットがあります。

写真が取りやすい

一番の理由は写真の撮りやすさ。当然ですがカメラは写真専用機なので写真を撮ることを中心に設計されており、スマホより快適に撮影ができます。

物理的なボタンは画面タップと違い、誤操作、誤作動が少なく使いやすいし、手ぶれ補正やズームなどデジカメならではの便利な機能が、撮影を補助してくれます。

バッテリー消費

スマホのカメラは撮影時、基本的に映像を液晶画面全体に表示させるので、長く使っていると結構バッテリーを消費します。

写真撮影で多くのバッテリーを消費してしまう方なら、モバイルバッテリー代わりにコンデジを持っておくと、充電の問題もかなり改善されます。

高画質の写真が撮れる

カメラの画質は、レンズやセンサー、画像処理ソフトウェアの複合的な要素で決まるのですが、基本的に画像センサーサイズが大きい方が画質には有利です。

スマホはどうしても薄さが求められるので、搭載できるセンサーにサイズの制限があり、大きいセンサーが搭載できません。

一方コンデジは小さいといっても物理的なシャッターボタンなどが装備されており、ある程度の厚みがあります。

少しサイズが大きくなりますが、その分大きなセンサーを搭載しやすくきれいな写真が撮れます。

重視したポイント

今回は低コストで最新のスマホのカメラに負けない写真を撮る目的で、以下のポイントを基準にコンデジを選びました。

  • 予算3万円以下(2018年8月現在の市場価格)
  • 持ち運びしやすい本体サイズ
  • 画像センサーサイズが 1/2.3インチ以上(最新のスマホと同等のセンサーサイズ)
  • Wi-Fi機能(カメラからスマホへの写真の転送)

画素数については、一般的なユースケースではそれほど高画素である必要性をあまり感じないので、参考程度に選んでいます。 ※ちなみにInstagramの最大解像度は、幅1080ピクセル、高さ1350ピクセル(146万画素)です。

Canon SX720 HS

Canon公式HPより

実勢価格 約 25,000円(2018/8)

センサーサイズ 1/2.3型CMOS

画素数 2,030万画素

Wi-Fi機能 あり

特長

Canonの小型ボディでこのクラスの主力機種。バランスのいい必要十分のカメラ機能。昨年後継機種の PowerShot SX730 HSが販売され、今は値頃感もあります。

この機種のひとつ前のモデルPowerShot SX710 HSを私も購入して、このブログでレビューを書いているので、良かったら参考に。

関連記事

コンパクトで初心者にも使いやすい人気のコンデジ デジカメ初心者のわたしが物欲に負けて、キャノンのコンパクトデジタルカメラPowerSh...

COOLPIX A900

Nikon公式HPより

価格 約 25,000円(2018/8)

センサーサイズ 1/2.3型CMOS

有効画素数 2,029万画素

Wi-Fi機能 あり

特長

Nikonのコンパクトサイズのデジカメ主力機種。このクラスでは珍しいBluetooth対応で、スマホと常時接続しての使い方が便利。

180度回転可能なチルト液晶搭載で、旅行スナップや動画撮影の自撮り時に活躍

LUMIX DMC-TZ85

Panasonic公式HPより

価格 約 25,000円(2018/8)

センサーサイズ 1/2.3型CMOS

画素数 1,810万画素

Wi-Fi機能 あり

特長

1秒間に30枚の連写機能を利用した4Kフォトや撮影した後にピント位置を選べるフォーカスセレクトなどパナソニック独自のユニークな機能を搭載。

取りあえず連写で撮っておいて、あとからベストショットを選ぶといった写真の撮り方をできます。

COOLPIX W300

Nikon公式HPより

価格 約30,000円(2018/8)

センサーサイズ 1/2.3型CMOS

画素数 1,605万画素

Wi-Fi機能 あり

特長

水深30mまで対応した防水、2.4mの落下試験クリアなど、厳しい環境に耐えるタフな設計が売りのコンデジ。

電子コンパスや水深計など他のカメラにはないユニークな性能を搭載。

丈夫な本体に加え必要十分のカメラ機能を有しており、アウトドアで使用する頑丈なカメラを探している方に一押し。

コストパフォーマンスが高いコンデジ

上で紹介した機種は発売開始から1~2年経った製品ですが、基本的な撮影機能を備えてコストパフォーマンスも高い、おすすめの機種です。

メーカーごとに細かい機能などが違い、手に持った感じなども特長があって面白いので、家電量販店などで機会があれば触ってみてください。

カメラ機能を重視して最新のスマホを選ぶのもありですが、コンデジという選択肢も悪くないですよ。

関連記事

初心者が一眼レフ、ミラーレスカメラを選ぶポイント インスタグラムの爆発的な普及も手伝ってか写真に興味を持つ方が増え、2017年のデジタ...
スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク