富士通arrows Be4 Plusとarrows Weのスペック比較
FCNT株式会社は2021年12月3日よりAndroidスマートフォン「arrows We」(アローズ ウィー)を、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から発売することを発表しました。
※FCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)
本体価格はドコモ版が21,450円、au版が26,180円、ソフトバンク版が27,360円。(※オンラインショップ一括払い)
5G対応・指紋認証・割れにくいディスプレイ・水洗い可・アルコール除菌対応・防犯機能など幅広いユーザーに向け使いやすさを追求したミドルスペック端末です。
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主なスペックの比較
前モデルに当たるarrows Be4 Plusとarrows Weの主なスペックは次のとおりです。
主なスペックの比較
arrows Be4 Plus | arrows We | |
初期OS | Android 11 | |
CPU | Snapdragon 460 | Snapdragon 480 |
メモリ(RAM) | 4GB | |
保存容量(ROM) | 64GB | |
microSD | 最大1TBまで対応 | |
ディスプレイ | 5.6インチ(有機EL) | 5.7インチ(液晶) |
解像度 | HD+(1480×720) | |
バッテリー容量 | 3,600mAh | 4,000mAh |
本体サイズ | 148mm | 147mm |
71mm | 71mm | |
9.4mm | 9.4mm | |
重さ | 160g | 170g |
アウトカメラ | 1310万画素 | 1310万画素(広角) |
– | 190万画素(マクロ) | |
インカメラ | 800万画素 | 500万画素 |
5G | 非対応 | sub6対応 |
防水・防塵 | IPX5/8・IP6X ※水洗い可能・MIL規格23項目準拠 | |
おサイフケータイ | 対応 | |
FMラジオ機能 | あり | |
イヤホンジャック | 3.5mmイヤホンジャック搭載 | |
生体認証 | 指紋認証 |
※ソフトバンク版arrows WeはeSIM対応(SIMカード2枚挿し可)
CPUが大幅強化
arrows Weに搭載されているSnapdragon 480は製造プロセス8nmのCPUで、Snapdragon 460から大幅に性能がアップしています。
同じ8nmプロセスのCPU(上位モデル)Snapdragon 690やSnapdragon 720などに迫る処理能力で、性能的にはエントリーモデルというよりミドルスペックに近い端末です。
RAM/ROM容量や本体サイズ・重量などについては大きな変更はなく、CPU以外の基本的なスペックは前モデルを踏襲しています。
※ディスプレイが有機ELから液晶に変更されていますが一長一短があり、このあたりは好みが分かれる点です。
機能面での目立った違いは5G通信のSub6に対応している点で、両機種で迷った場合はCPUの大幅強化・5G対応と価格差を考慮する感じです。
対応周波数帯
各キャリア版の対応周波数帯は次のようになっています。
4G(LTE) | 5G | |
ドコモ版 | 1・3・19・42 | n78・n79 |
au版 | 1・3・18・26・28・41・42 | n28・n77・n78 |
ソフトバンク版 | 1・3・8・41・42 | n3・n28・n77 |
※n3・n28は4G周波数帯の5G転用
各キャリアとも基本的に自キャリアでの利用を前提にしており、他キャリアの一部バンド(周波数帯)に対応していません。
特にソフトバンク版を購入してSIMカードの2枚挿しを検討されている方は、対応周波数帯に注意してください。
大手キャリアの4G周波数帯
総務省公式サイトより
バランスのとれた使いやすい端末
防水防塵・指紋認証・おサイフケータイなど一通りの機能が揃っており、最新3Dグラフィックを用いたゲームや動画編集など重たい作業をしない方なら十二分な性能があります。
4,000mAhの大容量のバッテリーを搭載していますが大型化せず、標準的な重さとサイズに収まっているのも使いやすい点です。
2021年の冬モデルで今後キャンペーンの対象になる機会も増えてくる端末なので、機種変更のタイミングを向かえる方は候補のひとつとしてチェックしてみてください。
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