デジカメ初心者の機種選び、コスパ重視でSX710

スマホより少し凝った写真が撮りたい

今までデジカメを所有したことが無かったのですが、ブログを始めると画像を用意する必要もあり、いずれデジカメを買わなきゃなあと考えていました。

スマホなどで撮るのもいいのですが、使い勝手やバッテリーのことを考えると専用機が欲しい。せっかくならスマホよりちょっと凝った写真も撮りたい。

そんな感じでデジカメ選びを始めました。

ただ最近のデジカメは進化がすごくどれも多機能で、初心者の私には自分にはどの機種がいいのか、調べれば調べるほどわからなくなってくる。

Webサイトでデジカメの情報ページなどのリンクを辿っていると、いつの間にか絶対に購入しないであろう高級機材の製品ページなんか眺めてたり・・・。

そんなことしていたらいつまでたっても購入できないので(それはそれで楽しいのですが)、以下の方針で機種を絞り込み。

初心者でも簡単に使える」「散歩などにも持ち運びができる」「スマホよりちょっと凝った写真を撮りたい」「コストパフォーマンス重視」「ブログで画像を使う」。

この条件から予算2万円から3万円でコンパクトデジカメを探しました。現在デジカメの購入を検討されている方にすこしでも参考になればと思います。

画素数はあまり気にしなくてよい

デジカメの購入検討を始めてから様々な製品レビューや機種情報を下調べしました。その過程で解ったのは、現在デジカメの画質を考える場合に画素数はさほど重要ではないということでした。

例として一番解かりやすいのはiphoneです。WebサイトやTwitter、インスタグラムなどのSNSでもiphoneで撮影された画像をよく見かけます。アップロードされている画像は美しく、閲覧するには十分な画質です。

また紙などへプリントアウトしても充分な画質を保っています。まあ10万円クラスの高価な商品なので当然といえば当然なのですが。

ちなみにiphoneのカメラの画素数は、現行機種ではだいたい800万画素、9月に発売された最新の6sシリーズでも1200万画素です。

パソコンのモニターの解像度はデスクトップなどでもだいたい1920×1080ほど。単純に掛け算で2,073,600ですから、207万画素もあれば足りる計算になります。

一般的に紙などへプリントアウトするのに必要と言われる画素数は、ハガキサイズで約300万画素、A4サイズで約800万画素ほど。

現在、家電量販店などで販売されている多くのデジカメは1200万画素から2000万画素を超えるものがほとんどです。

SNSでアップする、ブログに掲載する、プリントアウトして知人、友人に配るなど一般的なユースケースを考えた場合、画素数にこだわる必要はないという結論に達しました。

画質はスペック表ではわからない

ちょっと身も蓋もない話になってしまいますが、画質に関してはスペック表だけでは正直わかりません。

F値だとかISO感度とかCMOSサイズなど機種によって差がありますが、単純に個々の値=画質にはなりません。

デジカメの画質はそれら全ての要素が複雑に絡み映像が作られます。各社の画像エンジン(ソフトウェア)も画質に大きく影響を与えます。

また映像の好みには個人差があり、一概に万人におすすめできる機種は無いのかもしれません。

それならば、どうすればいいのか。多少手間はかかりますが、自分で実際に撮影されたサンプルを確認しておくことが一番確実です。

自分が撮影したい種類の写真(人物、風景など)を閲覧したり、紙などへの出力がメインなら実際に何枚かプリントアウトしてみたりしておけば、購入後に大きな後悔をする可能性は低くなります。

幸い今はネットで機種名を検索すると一般ユーザーが撮影された画像など元データも含め簡単に手に入れることが可能です。

購入前に一度サクッと検索して、実際の出力データを見ておきましょう。

候補に残ったコンパクトデジカメ5機種

前置きが少し長くなりましたが、最初に挙げたポイント「初心者でも簡単に使える」「散歩などにも持ち運びができる」「スマホよりちょっと凝った写真を撮りたい」「コストパフォーマンス重視」「ブログで画像を使う」を中心に機種を絞り込み。

色々考慮した結果、一眼レフ、ミラーレスは初心者の自分にとって扱える代物ではなさそうなのでパス(気軽に持ち歩くのにはサイズが大きいものがおおく、予算的にも厳しい)、コンパクトデジカメの中から選択。

予算は2万から3万で機能的なものを含め総合的に判断し、候補にあがったのが以下の5機種です。

Canon PowerShot SX710 HS
SONY サイバーショット DSC-RX100
Panasonic LUMIX DMC-TZ70
OLYMPUS STYLUS SH-2
FUJIFILM XQ2

簡単に各機種の特長を簡単に上げていくと、

  • バランスの取れた機能、動画機能も充実したPowerShot SX710。
  • コンデジといえば必ず名前が上がる、2012年発売ながらもいまだに多くのユーザーから支持をうけるDSC-RX100。
  • 明るい日中でも見やすいEVF(電子ビューファインダ)を搭載、画素数を抑え一味違う絵作りを考えるLUMIX DMC-TZ70。
  • タッチパネル搭載、安定した総合力と機能性のSTYLUS SH-2。
  • 明るいレンズと素早いレスポンスが特長、独自サイズのCMOSで他社と一線を画すFUJIFILM XQ2。

これらの機種は最後まで迷いに迷いました。どの機種も特長があり魅力的な機種です。

家電量販店に何度も足を運び実際に触ってみたりもしました。どれを買ったとしても後悔は無かったと思います。

で結局私が購入したのは、Canon PowerShot SX710 HSです。

どの機種にするか最後まで悩みましたが、購入時にメーカー主催のキャッシュバックキャンペーンがあり「コストパフォーマンス重視」で一歩リードしたこの機種を購入しました。

結局、思い立って下調べを始め実際にデジカメを購入するまで約1カ月もかかってしまいました。もう検討のための調査に使った時間と労力で、半分以上燃え尽きたのが本音です。

そんな感じで今はカメラ本体を眺めているだけで満腹です。SX710を使ってみての感想などは、そのうちブログで。年内には・・・。

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