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ahamo・povo2.0・LINEMOの大容量プラン比較
auのオンライン専用プラン「povo(ポヴォ)」から、新しくデータ通信量30GBのプラン(トッピング)が発表されました。
2024年12月26日からサービス開始で、容量30GB(有効期限30日間)・月額料金2,780円で販売されます。
ドコモ「ahamo」・ソフトバンク「LINEMO」でもデータ通信量を30GBに増量したプランを開始しており、povoもこれに追随したかたちです。
※下記サービス内容・料金等は、2024年12月24日時点のものです。
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サービス内容の比較
ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアで提供されているオンライン専用プラン(30GB・20GBプラン)の主なサービス内容は次のとおりです。
サービス内容の比較
ahamo(アハモ) | povo2.0(ポヴォ) | LINEMO(ラインモ) | |
‐ | ※トッピング購入式 | ベストプラン V | |
エリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
受付・手続き | オンライン限定 | ||
月額料金 | 2,970円 | 0円(※2,780円) | 20GBまで 2,970円 |
※30GBのトッピング | ※翌月から30GBに増量 | ||
※有効期限30日間 | ※初月は20GBから30GBの場合、3,960円の日割 | ||
ネットワーク | 4G・5G対応 | ||
データ容量 | 30GB | 30GB | 20GB(30GB) |
超過後の速度 | 最大1Mbps |
最大128kbps | 30GBから45GB 最大1Mbps |
45GB以降 最大128kbps | |||
データ繰越 | なし | ||
データ追加 | 1GB 550円 | 1GB 390円 | 1GB 550円 |
※有効期限7日 | |||
音声通話料金 | 5分かけ放題付き | 22円/30秒 | 5分かけ放題付き |
※5分以降22円/30秒 | ※5分以降22円/30秒 | ||
かけ放題 | 月額 1,100円 | 月額 1,650円 | 月額 1,100円 |
5分かけ放題 | 基本料金に含む | 月額 550円 | 基本料金に含む |
キャリアメール | なし | ||
その他 | ドコモのファミリー割引のカウント対象 | データ使い放題 24時間 330円/24時間 | LINEのデータ通信容量ノーカウント |
※povo2.0は高速データ通信容量30GBのトッピング(2024年12月26日開始)を購入したケースを想定(基本料金は0円)。
基本料金は3,000円から4,000円くらいで月20GB以上と、どのプランも普段使いになどには結構余裕のあるデータ通信容量になっています。
プランを選ぶ際は、通信エリア・音声通話オプションの要否・課金方法・通信会社の独自サービスなどを検討して選ぶ感じです。
各プランの特徴
各通信会社のオンライン専用プランにはそれぞれ以下のような特徴があります。
ahamoのメリット
ahamoは先行して今年10月に高速データ通信量を20GBから30GBに増量しました。
オンライン専用プランなので店舗が利用できませんが、標準で音声通話の5分かけ放題も付いており幅広いユーザーに使い勝手の良いサービス内容になっています。
またahamo回線もドコモのファミリー割引の人数カウント対象になり、家族間通話特典(家族回線からahamo回線への通話料無料)が適用される点などドコモでまとめて契約されている方にも利用しやすい点です。
※ahamo回線自体の基本料金割引はないですが、グループ登録している他のファミリー回線は従来通りahamo回線も人数に加えて基本料金を割引。
※ahamo回線から家族回線への通話は5分かけ放題、5分以降22円/30秒で料金計算。
ただしpovo2.0・LINEMOのように、データ通信量が少ない(3GB前後)利用者向けの小容量プランは用意されていません。
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povo2.0のメリット
povo2.0は従来の月額方式ではなくチケット(トッピング)購入式の料金体系で、ユーザーが必要に応じてサービス内容を組み立てられるのが最大の特徴です。
データ通信量があまり必要ないときは容量の少ないチケットを買うなど、その時の利用状況に合わせて料金を調整できます。
ただし購入したチケット(トッピング)には有効期限があるのと、ahamo・LINEMOに比べ超過後の通信速度が最大128kbpsとかなり遅い(容量を超過した場合はトッピングの購入がほぼ必須になる)点には注意が必要です。
povo2.0の主なデータトッピング料金
データトッピング | 有効期限 | 料金 |
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB追加 | 7日間 | 390円 |
3GB追加 | 30日間 | 990円 |
20GB追加 | 30日間 | 2,700円 |
30GB追加※ | 30日間 | 2,780円 |
60GB追加 | 90日間 | 6,490円 |
300GB追加 | 90日間 | 9,834円 |
150GB追加 | 180日間 | 12,980円 |
※2024年12月26日開始
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LINEMOのメリット
LINEMOは元々20GBまで・20GBから30GBの段階式プランでしたが、2024年11月1日から「ベストプラン V」の特典が改定され、契約の翌月から月30GBまで利用できるようになります。
※契約初月に関してはデータ通信量が20GBを超えると月額3,960円の日割り計算。
特典に期限などは設けられておらず、実質ドコモの「ahamo」とほぼ同等の通信サービスの内容と料金設定です。
ただデータ通信量が30GBを超えた場合に45GBまでは最大1Mbpsの通信速度が保障されていますが、45GB以降はpovoと同じく最大128kbpsに制限されているので注意してください。
またLINEMOは1か月単位でベストプラン(3GB)とベストプラン V(20GB)の間でプラン変更ができます。
※月のデータ通信量に波がある場合にプラン変更して料金を抑えるといった使い方が可能。
あとLINEでのデータ通信(※トーク・通話など)は容量をカウントしない特典があり、LINEのビデオ通話をよく利用される方には利点の大きいプランです。
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対面サポートが無い分、割安
オンライン専用プランは街のキャリアショップ(対面サポート)が利用できないので、各種事務手続きやスマホの購入・初期設定なども基本的に自分で行うことになります。
手順などは各社ホームページなどで詳しく説明されており、ある程度スマホの操作に慣れている方なら問題なくこなせるレベルの内容ですが、自宅にPCなどが無いとすこし不便でやや手間もかかる作業です。
ただ対面でのサポートが無い分、どのプランも自社のメインブランドのプランよりかなり割安な料金設定になっています。
月30GBは長時間の動画視聴やビデオ会議などを多用しなければかなり余裕のある容量で特にahamoなどは最大1Mbpsの速度が出ることもあり、月末に高速データ通信容量が足りなくて困るといったケースもほとんどありません。
ahamoが先行して月のデータ通信量を30GBに増量したことを受け、格安SIM(MVNO)も含めた他の通信会社も料金改定の動きが活発になっているので興味のある方はチェックしてみてください。
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