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マイナポイントが付与されるキャッシュレス決済サービス
総務省よりマイナポイント事業の対象となるキャッシュレス決済サービスの登録状況が公表されました。
マイナポイント事業はマイナンバーカードを取得してキャッシュレス決済を利用するとポイント還元を行う制度で、2020年9月より実施予定。
対象のキャッシュレス決済で買い物やチャージなどを行うと、マイナポイント25%(上限5,000円分)が付与される仕組みです。
今回の事業ではポイントを受け取る決済サービスを利用者が選ぶようになっており、対象のキャッシュレス決済をひとつ準備しておく必要があります。
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マイナポイント対象のキャッシュレス決済
2020年2月19日時点でのマイナポイント事業へ登録された決済サービスは以下のとおりです。
- FamiPay
- メルペイ
- ほろかマネーサービス
- Suica
- au PAY
- d払い
- 電子マネーゆめか
- J-Coin Pay
- CoGCa(コジカ)
- りそなウォレットサービス
- PayPay
- りそなウォレットサービス
- nanaco
- LINE Pay
- WAON
- 楽天ペイ(アプリ決済)
- Bibica
- りそなウォレットサービス
- くまモンのICカード
- 楽天Edy
- ナギフトマネー
- FKDハイカード電子マネーサービス
- オレボポイントカード
マイナポイントの付与率は利用額の25%で、付与されるポイントの上限は5,000円分になります。
対象のキャッシュレス決済で2万円分の買い物やチャージを行うことで、5,000円分のポイントが付与。
ポイントを受け取る決済サービスは、利用者がどれか一つ対象のキャッシュレス決済を登録する仕組みです。
マイナポイント事業とは
マイナポイント事業は2020年に総務省が実施する、マイナンバーカードを使ったポイント還元事業です。
事業の目的は、景気対策、マイナンバーカードの普及、キャッシュレス決済の推進で、マイナポイントの付与、利用開始時期は2020年9月を予定しています。
ただし国会で予算案の成立が必要であるため、制度の詳細が一部変更になる可能性がある点は注意してください。
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事前の準備
マイナポイント事業でポイントを受け取るには、以下のものが必要になります。
- マイナンバーカード
- マイキーID(※マイナンバーカードを使って設定)
- 対象のキャッシュレス決済
今後対象となるキャッシュレス決済は増える可能性もあり、急いで利用手続きなどをする必要はありません。
もし対象のキャッシュレス決済を持っていなくても、即日で利用できるものが多くあります。
それよりも早めにやっておいたほうがいいのはマイナンバーカードの取得です。
通常マイナンバーカードの取得は申請から約1か月間ほどかかります。
現時点でマイナンバーカードを取得されていない方も多く、今後マイナポイントの周知に併せて混雑が予想されるので、できれば申請だけは済ませておくのがおすすめです。
利用までの流れ
マイナポイントの利用までの必要な準備は以下のながれになります。
- マイナンバーカード取得
- マイナンバーカードを使ってマイキーIDの設定
- マイキーIDをキャッシュレス決済に登録(2020年7月開始予定)
現時点(2020年2月20日)では、マイキーIDの設定までが可能です。設定はスマートフォンやパソコンなどを利用して設定できます。
ただ現状は、Androidだとアプリを複数インストールが必要しなければならないなど複雑になっており、手軽に設定可能といったものではありません。
そのため自治体ごとにマイキーID設定支援などを行っているので、それを利用するほうが確実です。
総務省公式サイト マイキーID設定支援実施自治体へのリンク
ただしマイキーIDの設定は事業の主旨からも、いずれ役所など公共機関で幅広く実施できるようになるので、今はまだ急いで設定する必要はありません。
まずはカードの申請
国会の予算が決定してもマイナポイント事業が開始されるのは2020年9月からなので、それほど手続きを急ぐ必要はありません。
ただマイナンバーカードの受け取りには申請から1か月ほどかかるのと、今後の混雑が予想されるので、マイナンバーカードの申請だけは早めにやっておくことをおすすめします。
マイナンバーカードの申請には写真が必要ですが、無帽、無背景などの条件を満たしていればスマートフォンで撮影した写真でも構いません。
交付申請書さえあれば街の証明写真機からも申請ができるので、利用しやすいもので申請してください。
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