【Windows10】ペイントのスポイト機能を使って、周囲と同じ色に塗りつぶす
写真をSNSへ投稿したりウェブなどへ掲載する際、セキュリティやプライバシー対策として画像の一部分を画像編集ソフトなどで塗りつぶすことがあります。
ただそのままだと塗りつぶしたところが目立ってしまうので、周囲の色に合わせてもう一度色を塗っておくと見栄えを良くすることができます。
Windows10で標準インストールされているペイントでも簡単にできる作業です。
関連記事
色を抽出するスポイト機能
Windows10のペイントには「スポイト」という画像から色を抽出して利用できる機能があります。
使い方はスポイトのアイコンを有効にして、画像の中から色を抽出したい場所をクリックするだけです。
クリックをした時点で「色」のパレットに抽出した色が有効になり、そのまま使用できるようになります。
写真の数字を塗りつぶす
具体的に電車の写真で数字を塗りつぶす作業をやってみます。
まずペイントで画像ファイルを開いたら、作業しやすいようにウインドウ右下のスライダーで数字の場所を拡大。
あとは消しゴムを使ってはみ出さないように数字を消去して、周囲から銀色を抽出して塗りつぶすだけです。
下の写真は元の画像とペイントで数字を塗りつぶした後を比較したものです。
画像を拡大してよく見ると作業の跡が見えてしまいますが、パッと見ではほとんど目立たなくすることができます。
Windows標準なので手軽に利用できる
職場などセキュリティが厳しいところだと、作業用のパソコンにインストールするソフトが制限されていたりします。
その点ペイントであれば標準でインストールされているので、Windowsであればどのパソコンでも使用できる手軽さが利点です。
基本的な画像加工の作業はペイントでもだいたいできるので、ぜひ活用してください。
関連記事