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ショートカットキーで手首や肩の負担を少しでも減らす
長時間パソコンに向かって作業していると、どうしても首の痛みや肩こりなど避けられません。
かと言って仕事でパソコン作業が必要な場面も多く、作業時間を減らすのは現実的に難しい。
みんなストレッチをしたり、グッズを使ったり、様々な工夫をして肩こりなどと戦っています。
そんな肩こりなどの原因を少しでも軽減するために、キーボードショートカットがおすすめです。
マウス操作は意外と神経をつかう
マウスでの作業は直感的に操作が可能な反面、肩こりや腱鞘炎などの原因となりやすく手首や肩になど負担がかかります。
同じ作業を何度も繰り返すと解かりますが、マウス操作は意外と神経を使います。
例えばデスクトップのショートカットから複数のソフトを起動する場合、ダブルクリックで起動するのとキーボードのEnterキーで起動するのでは、作業の速さ、正確性を含め大きな差がでます。
ポイントは頻繁にマウスで行う作業をキーボードショートカットに置き換えることです。
キーボードだけでブラウジング
PCで頻繁に行うといえば、代表的なのはWebブラウジングです。今回はchromeを使ってキーボードだけでブラウジングをする手順を紹介します。
まず以下の4つのキーボードショートカットを暗記してください。
[Windowsキー+D] デスクトップを表示する
[Alt+F4] アプリケーションを終了する
[Tab],[Tab+shift] 次(前)のリンクへフォーカスを移動
Backspaceキー 戻る
chromeを起動する
まず[Windowsキー+D]でデスクトップを表示。カーソルキー(上下左右)でchromeのショートカットにフォーカスを合わせ、[Enter]を押す。
キーボードだけでブラウジング
chromeの場合は起動するとアドレスバーにフォーカスがあるので、即キーワードを入力してGoogle検索が行えます。
ブラウジング中の操作は、[Tab],[Tab+Shift]とカーソルキーでフォーカスの移動を行い、クリックの代わりにEnterキーを押します。
※chromeのブックマークを開く場合はShift+Alt+Bでブックマークバーにフォーカスが移動します。※tabキーを押しっぱなしにするとフォーカスが高速移動します。
ソフトを終了
ブラウジングが終わったら、[Alt+F4]でアプリケーションを終了します。
ちなみに[Alt+F4]はパソコンをシャットダウンをする場合にも使える、非常に便利なショートカットです。[Alt+F4] -> [Enter]でマウスに触らずPCのシャットダウンが行えます。
実践編
この操作をマスターしておくと、例えば仕事で文書を作成中に上司から「こち亀って何巻まで出てたっけ?」と仕事に関係のない話で作業を邪魔されたときなどには非常に有効です。
普段よりも少し大きな音をたててキーボードを叩き、速攻でwikipediaの「こち亀」の項目まで30秒以内に辿り着いて、モニター画面から目を外さずに「2015年3月現在で194巻です」とクールに答えましょう。
会社の人間関係に余計な角を立てることなく「作業中にこち亀の話で邪魔しないでください」と相手にやんわりと意思を伝えることができます。
まずはシャットダウンを[Alt+F4]で
慣れると便利ですが、いきなり全てをキーボードで操作しろと言われてもなかなか難しい。却って非効率になってしまう場合もあります。
なので最初は頻繁に行う作業をショートカットに置き換えてみましょう。
とりあえず最初はPCのシャットダウンを[Alt+F4]で行うことから始めてみてください。
シャットダウンは毎回必ず行う操作なので、ショートカットの便利さを実感できるとおもいます。
パソコン初心者のころは割とキーボードショートカットを使うのですが、少し慣れてくるとほとんどマウス作業で済ませてしまいがちです。
肩こりなどの悩みを少しでも軽減するためにもぜひショートカットを活用してみてください。