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フラッグシップモデルAQUOS ZERO
シャープから2018年冬モデルとして発売予定のAndroid端末「AQUOS ZERO」の概要が発表されました。
AQUOS ZEROはシャープのフラッグシップモデルに位置付けられる端末で、有機ELを採用した高性能端末になっています。
今回はAQUOS ZEROのスペックや特徴、2018年6月に発売されたAQUOS R2との違いを比較します。
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AQUOS ZEROとAQUOS R2の主要スペック比較
今回発表が行われたAQUOS ZEROと前フラッグシップモデルにあたるAQUOS R2の主な性能をスペック表でまとめます。
※AQUOS ZEROについては2018年10月時点で発表されたものです。
AQUOS ZERO | AQUOS R2(SH-03K) | |
初期OS | Android 9.0 | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon845 | Snapdragon845 |
メモリ(RAM) | 6GB | 4GB |
保存容量(ROM | 128GB | 64GB |
外部保存 | 不明 | microSDXC対応
最大400GB |
ディスプレイ | 約6.2インチ(有機EL) | 約6.0インチ(液晶) |
解像度 | 1440 × 2992(WQHD+) | 1440 × 3040(WQHD+) |
バッテリー容量 | 3130mAh | 3130mAh |
カメラ | アウトカメラ 約2260万画素
インカメラ 約800万画素 |
アウトカメラ 約2260万画素
インカメラ 約1630万画素 ※動画専用カメラあり |
本体サイズ | 約73×154×8.8mm | 約156×74×9.0mm |
重さ | 約146g | 約181g |
本体を146gに軽量化
今回AQUOS ZERO最大の特長は軽量化。
現行、他社のAndroidのハイエンドモデルやシャープAQUOS R2の重量はだいたい200g前後。9月に発売された最新のiPhone XSが177g。
そのなかでもAQUOS ZEROは146gと最軽量。4.7インチサイズのiPhone 6S(約143g)と同じくらいの重量に。
マグネシウムボディと有機ELディスプレイの軽さを活かし、ハイエンドモデルでは破格の軽さを実現しています。
本体の重さは使い勝手に直結するので、AQUOS R2と比較しても大きな魅力になっています。
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RAMとROMを強化
CPUについては、AQUOS R2と同じSnapdragon845。
ただしメモリ(RAM)が 4GBから6GB。保存容量(ROM)が64GBから128GBと大幅に強化。
RAMの6GBはアプリの複数起動時などの動作の快適性につながり、フラッグシップモデルらしい贅沢なスペック。
SDカードなどの外部保存に関して現時点では不明ですが、ROMも128GBと一般的な使い方には充分の保存容量を確保しています。
基本性能についてはCPUこそ同じSnapdragon845ですが、RAMとROMを順当に強化したモデルになっています。
あとはAQUOS ZEROの価格
スマホの基本性能はすでに一般ユーザーにはオーバースペック気味で、現在、各社端末の差別化に試行錯誤しています。
そんななか、使い勝手に直結する本体の軽量化は大きなアドバンテージで、AQUOS ZEROはフラッグシップモデルらしい高性能を備えた魅力ある端末になっています。
6月に発売されたばかりのAQUOS R2と比較しても魅力ある端末で、シャープユーザーにとっては悩ましいところです。
ただし問題は販売価格。今回の発表ではAQUOS ZEROの価格については言及されていません。
現在AQUOS R2が3大キャリアで本体価格が約95,000円くらい(2年契約で通信量の割引を使って5万円前後)なので、その前後あたりが予想されます。
発売時期はこの冬以降が予定されており、今後価格も含めて注目です。
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